1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」

ヤマハFZ400R 1984 年5 月

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●399cc●59PS/12000rpm●3.7kg-m/10000rpm●165kg●100/90-16・120/80-18●59万8000円

●水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●399cc●59PS/12000rpm●3.7kg-m/10000rpm●165kg●100/90-16・120/80-18●59万8000円

84年の全日本ロードレースF3クラスでチャンピオンとなったFZRのレプリカモデル。1万3000回転まで吹き上がるユニットは、XJ400Zをベースに発展させたもの。シャシー構成は角パイプによるダブルクレードルフレームとモノクロスショック。本誌による実測で最高速度は187.5km/hを記録した。

ホンダNS250R 1984 年5 月

画像: ●水冷2スト・ピストンリードバルブV型2気筒●249cc●45PS/9500rpm●3.6kg-m/8500rpm●144kg●100/90-16・110/90-17●53万9000円

●水冷2スト・ピストンリードバルブV型2気筒●249cc●45PS/9500rpm●3.6kg-m/8500rpm●144kg●100/90-16・110/90-17●53万9000円

ホンダ初の2ストレーサーレプリカとして、WGPチャンピオンマシンのNS500のテクノロジーを惜しみなく投入。耐焼付性、耐摩耗性に優れたNSシリンダーを採用した90度Vツインは、エンジン回転数により排気容量を変化させるATACと組み合わせて従来にない高回転・高出力を達成している。

カワサキ KL250R 1984 年7月

画像: ●水冷4ストDOHC4バルブ単気筒●249cc●28PS/9000rpm●2.3kg-m/7500rpm●117kg●3.00-21・4.60-17●38万8000円

●水冷4ストDOHC4バルブ単気筒●249cc●28PS/9000rpm●2.3kg-m/7500rpm●117kg●3.00-21・4.60-17●38万8000円

トレールモデルで初めて水冷DOHCユニットを搭載 。2軸バランサーを装備し、セミエアフォークにユニトラックサスの足まわりも光る。

ホンダ スペイシー250フリーウェイ 1984 年7月

画像: ●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●244cc●20PS/7500rpm●2.2kg-m/5500rpm●118kg●4.00-10・4.00-10●33万8000円

●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●244cc●20PS/7500rpm●2.2kg-m/5500rpm●118kg●4.00-10・4.00-10●33万8000円

スペイシーシリーズのトップモデルとして、新設計水冷エンジンを搭載。その機動力の高さで一躍ヒットモデルとなった。

ヤマハ SRX250 1984 年7月

画像: ●空冷4ストDOHC4バルブ単気筒●249cc●32PS/10000rpm●2.4kg-m/8500rpm●121kg●90/90-16・100/90-18●37万9000円

●空冷4ストDOHC4バルブ単気筒●249cc●32PS/10000rpm●2.4kg-m/8500rpm●121kg●90/90-16・100/90-18●37万9000円

基本構成はFと共通でハーフカウルを取り去ったNKモデル。クロスミッションと1万回転以上まで回るエンジンで、軽快なダッシュを見せた。

※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)

画像: ヤマハ SRX250 1984 年7月

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