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2009年に始まり、次回の2020年大会で12回目を迎える「アフリカエコレース」の新ルートマップが発表された。

エコレースが意味するもの

このレースについては以前も紹介しているが、「エコ」という名称から連想しがちな「省燃費」を競うものではなく、レースそのものはスピード、タイムを競うものだ。この「エコ」が示すのは、レースの実施によって、開催国の環境に負担をかけるのではなく、地域社会に貢献し、また環境負荷の少ないモータリゼーションの発展に貢献しようという目的だ。

クラシックルート

アフリカエコレースのルートは、ヨーロッパをスタートして船で北アフリスカへ。そしてダカールの海岸「ラックローズ」にゴールするという、いわば、パリダカのクラシックルートを踏襲したものだ。今回は1月5日にモナコをスタートし、1月7日のモロッコから本格的な競技を開始。モーリタニア、セネガルと走りつなぎ、1月19日にフィニッシュする。全12ステージで走行距離は6000km以上、ダフラ(西サハラ=モロッコが実効支配)で1日のレストデイが設定されている。

画像: クラシックルート

ゴールはラックローズ

下のビデオは2019年のフィニッシュシーン

画像: #AER2019 - FINISH CLIP / CLAP DE FIN www.youtube.com

#AER2019 - FINISH CLIP / CLAP DE FIN

www.youtube.com

チャンスはまだある

今年から日本事務局が発足し、よりエントリー手続きがしやすくなっている。2020大会のエントリー締め切りは11月15日。冒険への扉は、まだ開いている。

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