一部報道機関より、その可能性が示唆されていたサウジアラビアでのダカールラリー開催が、ASOより正式に発表された。ダカールラリーが開催地を移行するのは、2009年の南米から実に11年ぶり。詳細は4月25日にSNSやダカールラリー公式サイトを通じて発表される見込み。

画像: 写真は、4月初旬に開催されたばかりのアブダビデザートチャレンジ。サウジアラビアの隣国、アラブ首長国連邦の砂漠群

写真は、4月初旬に開催されたばかりのアブダビデザートチャレンジ。サウジアラビアの隣国、アラブ首長国連邦の砂漠群

ダカールラリーのディレクターである、デビッド・カステラは「サウジアラビアへの移行は、とても魅惑的なものだ。多くのライダーや、ドライバー、コドライバーとこれを分かち合いたいと思っているし、この挑戦は際限なき可能性にあふれた空白のページだと言える。モニュメンタルなサウジアラビアの地理に、コースをデザインするのが楽しみで仕方が無い」とコメントしている。

一部報道においては、サウジアラビアは5年間の契約をASOと締結したと言われており、2024年までの開催が推察されているところ。なお、ダカールラリーの期間中、ダカールラリーの発祥の地であるアフリカ大陸では、アフリカ・エコ・レースが例年開催されている。

なお、サウジアラビアは現在非常に観光が難しいことで知られているものの、2018年の9月25日、国外からの特定のスポーツ観戦者を対象に、オンライン申請できるビザ発給システム「シャーレク(Sharek)」を初めて運用すると同庁のSNSで発表済み。

This article is a sponsored article by
''.