全17戦で争われるAMAスーパークロスも終局を迎えた第14戦、ナッシュビル。混戦だったチャンピオン争いもKTM移籍1年目、450SX3年目のC・ウェブが最有力となってきています。

トマックがウェブに迫る、450SX

スタートではウェブと、そのチームメイトのB・バゲットが出て、M・ムスキャンがバゲットをパスするも転倒。

画像1: Photo by Simon Cudby

Photo by Simon Cudby

J・サバッチーとK・ロクスンがウェブを追いかけるもサバッチーがコーナーで転倒、真後ろについていたロクスンもそれに巻き込まれてしまいました。

サバッチー、ロクスンの転倒をうまく交わした、今シーズンはウェブの次に勝ち星をあげているE・トマックが追撃体制へ。華麗にウェブを交わしてトップを奪います。やはりうまく噛み合った時のトマックの速さはピカイチ! さらにバゲットもウェブをパス。

画像2: Photo by Simon Cudby

Photo by Simon Cudby

表彰台はトマック、バゲット、ウェブ。ハスクバーナのD・ウィルソンとZ・オズボーンが4-5位に揃っているのも注目したいですね。ムスキャン6位、ロクスンは8位というリザルト。勝ち星こそないものの、ランキング4位につけているロクスンですが、ここで8位と大きくポイントを落としてしまったのはチャンピオン争いには大きな痛手となります。

1C・ウェブ(KTM)309pt
2E・トマック(KAWASAKI)288pt
3M・ムスキャン(KTM)288pt
4K・ロクスン(HONDA)267pt
5B・バゲット(KTM)238pt
450SXポイントランキング(第14戦終了時)

フォークナー欠場⁉︎ 荒れた250SX

250SXはイーストの第7戦。なんと現在ランキングトップのA・フォークナーが練習走行で負傷してしまい、欠場。下でシェアした決勝レースのハイライトビデオでもそのクラッシュの様子を見ることができます。

J・クーパーがホールショット。C・セクストンがパスして前に出るも、1周目終盤のコーナーで2台が絡んで共に転倒してしまいます。その隙をついてトップを奪ったのはフォークナーのチームメイト、M・ダバロス。

レース時間残り10分のところで、ダバロスはすでに2位以下に8秒以上の差をつけて独走。1周目の転倒で16-17番手まで落ちていたセクストン、クーパーが猛烈な追い上げで6-7番手まで浮上してきました。この時点で2番手にフォーク、3番手にピータース。

残り4分、ついにセクストンがピータースを交わし2番手に上がったが、すでにトップのダバロスとは13秒の差。クーパーもファイナルラップで3番手に上がります。

ダバロスは築いたリードを有効に使い、最後は余裕のトップフィニッシュ。2016年以来の優勝を獲得。2位はセクストン、3位にはクーパーが入りました。

1A・フォークナー(KAWASAKI)151pt
2C・セクストン(HONDA)148pt
3J・クーパー(YAMAHA)144pt
4M・ダバロス(KAWASAKI)115pt
5M・オールデンバーグ(YAMAHA)105pt
250SX Eastポイントランキング(第7戦終了時)

This article is a sponsored article by
''.