台湾のトップメーカー、KYMCOが125ccクラスで最もラグジュアリーなスクーター「ダウンタウン125i ABS」を3月11日(月)にリリースした。兄貴分のビッグスクーターである「ダウンタウン350i」と車体を共通化、堂々たるサイズとゆとりの走りを実現する。気になる詳細を見てみよう。

原付二種クラス最大級のスクーター! 贅沢を極めた“大人の一台”

125㏄スクーター、と聞くとコンパクトでクイックな操縦性のモデルや、経済的で穏やかな性格のモデルなどを思い浮かべるが、今回KYMCO(キムコ)が発売するダウンタウンは、なんと兄貴分の350と共通のボディサイズを与えられた、驚きのフラッグシップだ。

画像1: 原付二種クラス最大級のスクーター! 贅沢を極めた“大人の一台”

イタリア人デザイナーが手掛けたというスタイリングは欧州車のテイストを感じさせる上品なもので、全長2250㎜、ホイールベース1553㎜という、堂々たる大きさ。何と250㏄スクーターのホンダ「フォルツァ」やヤマハ「XMAX」を全長・軸距ともに上回っている。

画像2: 原付二種クラス最大級のスクーター! 贅沢を極めた“大人の一台”

当然ながら、高剛性フレームや、極太のフロントフォークなど、車体関係は非常に堅牢なものが用意されている。

画像3: 原付二種クラス最大級のスクーター! 贅沢を極めた“大人の一台”

この大型ボディを引っ張るパワーユニットは水冷のSOHC4バルブ。パワーはこのクラスのスポーツモデルに匹敵する14.3PSで、力強い加速を実現。

画像4: 原付二種クラス最大級のスクーター! 贅沢を極めた“大人の一台”

このほかにもボッシュ製のABSシステムなども搭載、クラスをリードする安全装備を誇る。メーカー希望小売価格は、距離無制限の3年保証付きで51万8400円。2019年3月11日(月)発売開始!

【主なスペック】
全長×全幅×全高:2,250×780×1,345mm
ホイールベース:1,553㎜
シート高:810㎜
車両重量:178㎏
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
総排気量:124㏄
ボア×ストローク:54.0×54.3㎜
最高出力:10.5kW(14.3PS)/9,000rpm
最大トルク:10.8N・m/7,000rpm
燃料タンク容量:12.5L
変速機形式:無段階変速
タイヤサイズ(前・後):120/80-14 58S・150/70-13 64S
ブレーキ形式(前・後):シングルディスク・シングルディスク

画像: シート下トランクもクラスを超えた大きなもの。ヘルメットを2個収容可能で、開口部もスクエアなので、荷物の出し入れがしやすい。

シート下トランクもクラスを超えた大きなもの。ヘルメットを2個収容可能で、開口部もスクエアなので、荷物の出し入れがしやすい。

画像: フロント左右には大型ポケットを装備。左側のポケットには、スマホなどの充電に便利なUSBソケットも備える。

フロント左右には大型ポケットを装備。左側のポケットには、スマホなどの充電に便利なUSBソケットも備える。

画像: レイヤーを重ねたフロントマスクはまるで大型高級セダンのようなたたずまい。ウインカーはLEDを採用。

レイヤーを重ねたフロントマスクはまるで大型高級セダンのようなたたずまい。ウインカーはLEDを採用。

画像: ユニークな形状のテールランプはローンバスタイプと呼ばれるもの。左右のLEDランプにはシルバーのリングがアクセントで付く。

ユニークな形状のテールランプはローンバスタイプと呼ばれるもの。左右のLEDランプにはシルバーのリングがアクセントで付く。

画像: 37mm径のフォークを採用し、高い走行安定性を実現。ブレーキは260mm径のペータルディスクを採用して強力な制動力を確保。

37mm径のフォークを採用し、高い走行安定性を実現。ブレーキは260mm径のペータルディスクを採用して強力な制動力を確保。

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