画像: Honda Dakar Rally 2019「ライバルに劣っているところがない」
運営を強化して「勝てるチーム」でダカールに挑む!

第41回ダカールラリーの二輪部門に参戦するホンダファクトリーチーム

2019年1月6日から始まるダカールラリー。出発前の12月13日、ホンダウエルカムプラザ青山でダカールラリー取材会が開催された。この取材会にはダカールラリーの二輪部門に参戦するホンダファクトリーチーム、Monster Energy Honda Teamの本田太一チーム代表が出席し、第41回大会へ向けた意気込みなどを語った。

ここ数年、優勝まであと一歩のところで勝利を逃したホンダチーム。ホンダは今回こそダカールラリーで30年ぶりの優勝を果たすことができるか。

画像: ライダーやマシン以外にも「運営側」の強化が重要と話すHRCチーム代表の本田太一氏。

ライダーやマシン以外にも「運営側」の強化が重要と話すHRCチーム代表の本田太一氏。

2019年のホンダファクトリーチーム体制は、2018年のダカールラリーを戦ったホアン・バレダ、パウロ・ゴンサルヴェス、ケビン・ベナバイズ、リッキー・ブラベックに加え、新たにチリ人ライダーのイグナシオ・コルネホを起用して、5台体制で挑む。

また、ライダーマネージメントにルーベン・フォリア、ヘルダー・ロドリゲスを起用し運営面を強化。このふたりはライダーのケアに加え、ナビゲーションのサポートにも関わってくるという。チーム代表は、2018年に続き本田太一チーム代表が務める。

画像: 展示されていた車両は、2018年で実際にダカールラリーを走ったモデルに、Monster Energy Honda Team 2019年仕様のデカールが貼られたマシン。

展示されていた車両は、2018年で実際にダカールラリーを走ったモデルに、Monster Energy Honda Team 2019年仕様のデカールが貼られたマシン。

画像: 2019年のマシンは昨年から大幅な変更はないが、コースの7割がサンドと言われる2019年のルートに合わせ、エンジンなどの耐久性をアップさせているという。

2019年のマシンは昨年から大幅な変更はないが、コースの7割がサンドと言われる2019年のルートに合わせ、エンジンなどの耐久性をアップさせているという。

本田チーム代表は「3年前まではライバル(KTM)より劣っていると感じていました。ですが、ここ2年は我々のちょっとしたミスがなければ勝てたレースだったと思います。現時点では、ライバルに対して運営、バイク、ライダーで大きく劣っているところがないと考えています。ダカールラリーはライバルと戦うというよりも自分たちのなかの戦い。自分たちがどれだけミスをしないかということが重要だと思っています」とコメント。

画像: 超軽量のカーボン素材で構築されたラリータワーには、大型スクリーンにLEDヘッドライトが装備される。

超軽量のカーボン素材で構築されたラリータワーには、大型スクリーンにLEDヘッドライトが装備される。

画像: 昨年はコースミスによるタイムロスで惜しくも優勝を逃したホンダ。ライダー達のナビゲーション能力も強化した。

昨年はコースミスによるタイムロスで惜しくも優勝を逃したホンダ。ライダー達のナビゲーション能力も強化した。

画像: ラリーマシンのグリップは、サンドライディングに最適化されたスポンジグリップが定番。コマ図ロールマップやラリーコンピューターを動かすための各種スイッチ類が備わる。

ラリーマシンのグリップは、サンドライディングに最適化されたスポンジグリップが定番。コマ図ロールマップやラリーコンピューターを動かすための各種スイッチ類が備わる。

画像: 右ハンドルバーにはキルスイッチやパワーモードスイッチなども装備される。

右ハンドルバーにはキルスイッチやパワーモードスイッチなども装備される。

画像: 大きな変更は加えていないが、砂地に対するセッティングを施すと共に、耐久性をアップさせたエンジン。

大きな変更は加えていないが、砂地に対するセッティングを施すと共に、耐久性をアップさせたエンジン。

ホンダファクトリーチームとして復活して参戦7回目のダカールラリー。本田チーム代表は2019年の第41回大会に向け次のように意気込みを語った。

「開発側、運営側もここ数年勝てそうで勝てないとうことで、優勝を逃して来ました。本大会は細かいところまで改善して、しっかりと準備ができたとチーム一同考えています。2019年はみなさんの期待に応えられる結果が残せると思います」

2019年のダカールラリーは1月6〜17日の計12日間、全10ステージで争われる。

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