元々は、ウエアメーカーのブランドPRのために結成されたチーム

画像: 各地でのイベントに対応するために、PA機材も自前で用意するダーケストコード

各地でのイベントに対応するために、PA機材も自前で用意するダーケストコード

「我々ダーケストコードは、関東を中心に、各地で活動していたスタントチームの有志を募って、ブランドPRのために結成したチームという経緯がございます」
物腰穏やかに丁寧な口調で語ってくれたのは、ダーケストコードのリーダーを務める青木寿満さん。ショーでは「トシ」の愛称で親しまれている。現在は千葉を拠点を構え、神奈川、埼玉、東京、千葉のメンバーで構成されている。
日本では「エクストリーム」や「スタント」といったスポーツは馴染みが薄く、お目に掛かれるのはモーターサイクル系のイベントぐらいではないだろうか? そもそも、エクストリーム? スタント? (以後スタントと表記)とは、フロントタイヤを持ち上げて走るウイリーや、後輪を浮かせるジャックナイフといった曲乗りといった認識で良いのでしょうか?
「仰る通りです。我々はスタントライディングと呼びますが、それは小さなバイクでも楽しめるスポーツの一環として取り組んでます。バイクの運動性能や、操縦技術の限界に挑むのには、とても奥深いスポーツだと思います。ただし、イベントやショーで人前で披露するとなると、見栄えや迫力を求めると600ccのスーパースポーツモデルなどで行なうことが多いですね。なので、自ずと大きなバイクで練習することになりますね」

画像: 元々は、ウエアメーカーのブランドPRのために結成されたチーム

迫力と引き換えに、リスクも高い?

「小さなバイクで技術を身につけ、ステップアップして行くと意外と大きなケガをしないですみますよ。バイクも、壊れない様にプロテクターなどを装備することで、無駄な破損や出費(笑)を押さえています。無理無茶はゼッタイに禁物です! 地味ですが、練習を重ねれば誰にでも出来るスポーツですよ、断言出来ます!」
あり得ない角度のウイリーやジャックナイフ走行(ストッピー)やバイクの上で立ってみたりと、多くの技のレパートリーがあるんですね!
「様々なトリックをメイクしなければ、さすがに人前では披露で来ませんからね……」

画像: ぴったり息の合ったトリックをメイクする

ぴったり息の合ったトリックをメイクする

自分たちも楽しいけど、お客さんにはもっと楽しんで欲しい!

凄い技の数々ですが、ダーケストコードさんのショーは、バイクに詳しくない人でも楽しめるのは気のせいですか?
「その点は、ショーをする上で最も重要なファクターだと思って取り組んでいます。1人よがりで技に没頭して見る人を置き去りにしたり、MCが興奮して何を言っているのか分らなくなってしまわないように、バイクのことを知らない人でも楽しめる様なショーの構成を心掛けています。より多くの方に興味を持ってもらうためには、ゼッタイだと思います」
と、熱く語るのはチームプロデューサー兼MCの富士三太郎さん。

画像1: 自分たちも楽しいけど、お客さんにはもっと楽しんで欲しい!
画像2: 自分たちも楽しいけど、お客さんにはもっと楽しんで欲しい!

日本初、そして唯一のハーレービッグツインでのスタント!

「どちらかというと、アスリートというよりかエンターテナーとして、なにをすればより大きなインパクトを与えられるか、日々考えています。そして、行き着いたのが、ハーレーダビッドソンのそれもビッグツインでのスタントでした。日本では他に誰も居ませんし……。スポーツスターでも凄いと思いますけど、バイクを知らない人でも『ハーレー=ビッグツイン』という認識はあると思いますので、思い切って踏み込んでしまいました」と、前出のトシさん。
テクニックを持っている人は何に乗っても、扱い切ってしまうんですね?
「ビッグツインはスポーツモデルとは異なり、車体造りがとても大変なんです! データもありませんし、それこそ手探りですよ! 強烈にお金も掛かりますし……」と、車体造りはリーダー任せのライダー/五十嵐大祐さん(ショーではイガちゃんの愛称で呼ばれる)。
そして、2018年も折り返そうとしている次期に、ハーレーでも最上級モデルともいえるロードグライドウルトラをショーに持ち込むとお聞きしたのですが……。あの大きなカウルの着いた?
「これまた、日本初のお披露目となるショーがあります! 年に一度開催される10月7日(日)茂原ツインサーキットのイベント『パワーカプセル』です!」

「それほど人数の多いチームではありませんが、多彩なバイクやトリックのバリエーションで楽しんでいただけたらと思います!」
と、茂原ツインサーキットイベントにて、MCとライダー(走って喋るMC!?)として盛り上げるMCソニーさん。

画像: サーフカルチャーにも密接に関わり合い、幅広い展開を見据えて活動をしている。

サーフカルチャーにも密接に関わり合い、幅広い展開を見据えて活動をしている。

最後に、

「モーターサイクルを使用したスタントライディングの可能性を追求すると共に、エンターテイメントとしてのパフォーマンスを高め、より多くの方に楽しんで頂く事を最大の喜びとし活動して参ります。真のエンターティナーとして、節義を重んじ、真摯にエンターテイメントに向き合っていきたいと存じます。

『環境』『イメージ』『メッセージ』等に配慮し、催しものにフィットさせた内容や要望にも可能な限りお応え致します。さらに、容易にステージ展開を可能にする、インフラ設備(PA機材やMC等々)を御用意致しておりますので、お気軽にお声掛けください」

■撮影:関野 温/秋葉智之/青木萌音 

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