どこまでも回っていく2ストロークのエンジンを、おもいきり走らせる。4スト全盛時代の今、「すいえば、ファン要素は2ストのほうが高かったよね!」というライダーが、少なくない。

画像: Darryn Durham - Still Smokin' youtu.be

Darryn Durham - Still Smokin'

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特に、FASTHOUSEのライダー、ダリー・ダーハムの映像はあなたの2ストローク魂をかき立てることだろう。

マシンをビルドする楽しみ

ここに紹介するのは、ダートバイクプラス藤堂氏の手によってビルドアップされたYZ125。まだできあがって走ってないサラのマシンだ。そのかっこよさに、痺れて欲しい。

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アルミフレームのYZ125を、徹底的に細かい部分まで手を入れた、ニュールック。シュラウドは、こだわりの旧型だ。リア周りは新型だが、シュラウドを旧型にすることでデザインがまとまると言う。

画像2: マシンをビルドする楽しみ
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あえてここは「ビルズ管」と呼びたい。溶接痕生々しいビルズパイプのチャンバーは、これからの2ストビルダーにとってベーシックパイプとなる予感。

画像4: マシンをビルドする楽しみ
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エンジンは、日本が誇る2ストロークエンジンチューナーXPCが仕上げたもの。アテナの144ccシリンダーが組み込まれている。なお、キャブから伸びるネオンイエローのパイプは、タイゴンチューブと呼ばれるモノで、これで組み上げると一気にファクトリーっぽくなるから不思議。

フレームは、ブラックにパウダーコーティング。アルミっぽくない表情で、クロモリで組まれたマシンのようにも見える。

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わかる人はピンと来る、4ストYZのスイングアーム流用。ハイドロフォーミングで成型された次世代感が、シブイ。

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4ストYZのスイングアームを流用したことで、リンク比が変わってサス周りの干渉が起きてしまうため、ZETAのアジャスタブルリンクキットで調整することで、フィットさせた。

画像8: マシンをビルドする楽しみ
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ブラックカシマコートされたサスペンション。インナーチューブはスタンダードにとどめたとのこと。

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成田亮リミテッドのZETAレバー、ブラウンのファクトリーっぽいアルマイトがニクイ。ボルトの多くはチタンに換装。

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TRIBALSTAR製のカーボンタンクカバー。これがあると、デカールをきっちりタンクに張ることができる。

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何も「勝てるマシン」だけがエライのではない。中級者なら回しきれる2スト125ベースで、カリカリのクールマシンを作って、日曜日はファンライドをエンジョイする。たとえば、サーフィンにたとえれば、ロングボードみたいなものだろうか。趣味性が高くて、ハマルとやめられない。

Off1.jpでは全国のスモーカーズを募集中。ライフスタイルを含めて、ぜひあなたの2ストロークライフを取材させてください!

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