「シルエットのバランスは50のものから変えないよう『モンキー感』を大切にしました」

モンキー125の生産国はタイ。現地では2016年にコンセプトモデルをモーターショーに出展するなど「モンキーブーム」が盛り上がる中で開発が決まったのだそうだ。開発責任者の新出さんはこう教えてくれた。

「タイでは、カブと並んでモンキーは非常に有名です。ホンダを支えるブランドということで知名度も高く、50㏄モデルを個人輸入されている方もいらっしゃいます。コンセプトの時は、まだ50㏄は生産終了していませんでしたが、生産終了後に、新しいコンセプトでやってみよう、という話になりました」

新コンセプトとはいえ、モンキーというビッグネーム。開発にはそれなりのプレッシャーもあったのではないだろうか。

「今後の将来を考えると50㏄のままでは難しいと考え、常用域で力強く、使い勝手のいい排気量帯、ということで125㏄に定めました。モンキーは歴史あるブランドですから『しっかりしたものを造りたい』と考え、シルエットのバランスは50のものから変えないよう『モンキー感』を大切にしました」

画像: 「シルエットのバランスは50のものから変えないよう『モンキー感』を大切にしました」

こうして開発が始まったモンキー125のコンセプトは「アソビの達人」。モンキーらしさの徹底は、走りの味付けにも及んだ。

「ベースのグロムはクイックでスポーティ、というキャラクターでしたが、モンキーはトコトコ走ってゆとりを楽しんでもらえるような走りを目指しました。フレームのメイン部分は共用ですが、エキパイの管長やエアクリーナーの容量などを専用設定として、そうした走りを楽しめる特性としています」

そして、モンキーと言えば欠かせないのがカスタム。125でも、カスタムを楽しむことを視野に入れた造りとしているそうだ。

「タイでのモンキーはプレミアムモデルなので、LEDヘッドライトやメッキフェンダーなど、質感にこだわっていますが、現地タイでもカスタムのニーズは非常に高いので、そうしたニーズに応えるよう、パーツ交換をしやすい構成としたりして、カスタムも楽しんでいただけるような造りとしています」

時代の流れに合わせた「モンキーの新しいカタチ」である125だが、モンキーを愛でて楽しむ、という「基本」はしっかり受け継がれているのだ。

「さまざまなアイデアを集約して、こだわりを持って開発しました。街に、ツーリングに、さまざまなシーンで『モンキーらしさ』を楽しんで下さい」

画像: ベースはグロムだが、一見すると兄弟車とは思えないほど、仕上げにもこだわっている。

ベースはグロムだが、一見すると兄弟車とは思えないほど、仕上げにもこだわっている。

画像: 新出安男氏(右) モンキー125 LPL Honda R&D Southeast Asia Co.Ltd Assistant Chief Engneer Product Engineering Division Nawa Fongmee氏(左) Honda R&D Southeast Asia Co.Ltd Assistant Chief Engneer Engneering Design Department Product Engineering Division

新出安男氏(右)
モンキー125 LPL
Honda R&D Southeast Asia Co.Ltd
Assistant Chief Engneer
Product Engineering Division

Nawa Fongmee氏(左)
Honda R&D Southeast Asia Co.Ltd
Assistant Chief Engneer
Engneering Design Department
Product Engineering Division

写真/南 孝幸

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