画像: トライアンフのADVバイクがアツイ、SPLバイクトラモンタナが日本に上陸

アドベンチャーバイク攻勢のこの2010年代後半、ひときわ異質な魅力をはなっているのがTIGERシリーズだ。本Off1.jp発起人風間深志の息子であり、ダカールラリーを2戦完走している風間晋之介は、2018年初旬にタイガー800、そしてそのスペシャルバージョンである「トラモンタナ」をスペインでレビューしている。

トライアンフ タイガー800 トラモンタナ

画像1: トライアンフ タイガー800 トラモンタナ
画像2: トライアンフ タイガー800 トラモンタナ

パン・アフリカ・ラリーのために、フルモデルチェンジしたばかりのTIGER 800XCをべースとして社内開発陣によって制作されたのが、トラモンタナだ。制作台数は、世界でもたったの1台。レース自体、開発関係者が想像をしえなかった2位でのフィニッシュを遂げている。

ボディーワークデザイナー Rodolfo Frascoli
• 最高出力 101BHP
• 最大トルク 82Nm
• 装備重量 199Kg
• 乾燥重量 176Kg

バイクのジオメトリーを改良
ARROW製の特注フルエグゾースト
スコッツステアリングダンパー搭載
カスタマイズされたエクセルリム
エクスパンションタンクを外し、代わりにオーバーフローボトルを装着。
street Triple RSのスリッパ―クラッチを搭載
軽量リチウムイオンバッテリーとカスタムハーネス
トライアンフアクセサリーLEDヘッドライトとテールランプ装着
ファイナルドライブの低ギア比化
など、30項目以上をモディファイしたという。

画像3: トライアンフ タイガー800 トラモンタナ

オーリンズ製STX46フルアジャスタブル・リアショック・ユニット。310mm のリアホ
イールの可動域を確保

画像4: トライアンフ タイガー800 トラモンタナ

オーリンズ製RXF48フルアジャスタブルフロントフォークにTTX22カートリッジを装着。Metzeler Karoo Extremeタイヤとムース、サイズはフロント90/90-21 リア140/80-18。310mmのフロントホイールの可動域を確保しており、フロントシングルディスクにブレンボ2ピストンキャリパーを装着。ABS解除、ブレーキライン強化が施されている

画像5: トライアンフ タイガー800 トラモンタナ

ラリースイッチや、スポンジグリップでラリー仕様に。

画像6: トライアンフ タイガー800 トラモンタナ
画像7: トライアンフ タイガー800 トラモンタナ

風間晋之介によれば、「こんなに重いバイクでオフロードを走ってしまったら、どうなってしまうんだろう、と思っていたけど、意外と走れてしまったことが驚き。トラモンタナはサブフレームなんかも切ってしまっているようですし、あしまわりは別物だから、タイガー800よりもっと走破力に優れていました」とのこと。

TRIUMPHのライディングジャケットが、スパイシー

画像1: TRIUMPHのライディングジャケットが、スパイシー

アドベンチャーバイクは、共に走るウエアも大事な要素。
トライアンフで用意しているMALBERN ジャケットは、スタイリッシュで機能性も非常に高く、ついでといってはなんだけど、晋之介に紹介してもらった。

まず、このウエア、インサレートされているガードがD3Oという新素材をつかっていることに注目したい。すでに10年以上の歴史を誇るD3Oだが、通常時はゲル状の柔らかさをもち、衝撃が加わると堅くなる性質をもっている。つまりパッシブセーフティ、アクティブセーフティを両立するものだ。ファブリックはGORE-TEXとのこと。

画像2: TRIUMPHのライディングジャケットが、スパイシー

ファスナーについた方位磁針がお茶目。

画像3: TRIUMPHのライディングジャケットが、スパイシー

各所のエアベンチレーションが、いつでも快適だったと晋之介。

画像4: TRIUMPHのライディングジャケットが、スパイシー

止水ジッパーは、デザイン的にもマル。ラリーで使いやすい大型のポケットも多い。

画像5: TRIUMPHのライディングジャケットが、スパイシー

晋之介オススメのネックウォーマー。純正で付属する。

画像6: TRIUMPHのライディングジャケットが、スパイシー

ソフトシェルのライナーも付属。

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