Hondaの「オフロードも走れるアドベンチャースクーター」X-ADVがモデルチェンジしました。オンオフ切り替え可能なトルクコントロールシステムと、Gスイッチを搭載し、オンロード・オフロードともにこれまで以上に楽しく、快適に走れるようになっています。

アフリカツインにも採用されるGスイッチ

画像: アフリカツインにも採用されるGスイッチ

2016年、Hondaが満を持して発売したビッグオフアドベンチャー、CRF1000Lアフリカツインにも採用されているGスイッチですが、その本質をしっかり理解できている人は少ない印象です。

X-ADVはCRF1000Lアフリカツインでも高い評価を得ているDCTが採用されています。まずDCTとは「デュアル クラッチ トランスミッション」の略で、クラッチやシフトチェンジ操作を必要とせずに、オートで適切なシフトチェンジを行ってくれるシステムです。まるでオートマのような操作性ですが、その本質はまったく異なり、多段ミッションと同じ構造ながら、2つのクラッチを自動制御することでクラッチ操作を自動化しているのです。

オンロード走行を前提に開発されていたDCTは、アクセルを開けたり閉じたりする時にクラッチを一瞬半クラ状態にすることで、駆動ショックを和らげ、ライダーへの負荷を軽減します。
しかし、それがオフロード上級者になるとアクセル操作によって車体を起こしたり、リアをスライドさせたりする時に、わずかなレスポンスの遅れに感じられてしまうのです。

そこをオフロードに適した、よりスロットル操作がリアタイヤにダイレクトに伝わるような設定に変えてくれるのが、「Gスイッチ」なのです。

調整可能なトルクコントロール、HSTC

HSTC(Honda セレクタブル トルク コントロール)はライダーのレベルや好みに合わせて2段階で調整ができるトルクコントロールシステム。

オフロード走行では、加速する時やコーナーで立ち上がる時などにリアタイヤが滑ってしまうことがありますよね。HSTCはそのスリップを感知した時にエンジンのトルクを制御することで、タイヤが滑らずにしっかりと加速できるようにしてくれます。この機能があることで安心してオフロードにも入っていくことができますね。
もちろん、自分のスキルを活かしてマシンコントロールを楽しみたい人は、トルクコントロールをOFFにすることができますよ。

新色「キャンディークロモスフィアレッド」追加

Hondaを象徴する赤系カラーは昨年のヴィクトリーレッドから、より高級感のあるキャンディークロモスフィアレッドに進化。デジタルシルバーメタリックも継続ラインナップしています。

画像1: Honda X-ADV(キャンディークロモスフィアレッド)

Honda X-ADV(キャンディークロモスフィアレッド)

画像2: Honda X-ADV(キャンディークロモスフィアレッド)

Honda X-ADV(キャンディークロモスフィアレッド)

画像1: Honda X-ADV(デジタルシルバーメタリック)

Honda X-ADV(デジタルシルバーメタリック)

画像2: Honda X-ADV(デジタルシルバーメタリック)

Honda X-ADV(デジタルシルバーメタリック)

Honda
X-ADV
本体価格:¥1,145,000(税抜)
カラー:キャンディークロモスフィアレッド、デジタルシルバーメタリック
発売日:2018年4月20日

<諸元>

全長(mm) 2,230
全幅(mm) 910
全高(mm) 1,345
軸間距離(mm) 1,580
最低地上高(mm) 135
シート高(mm) 790
車両重量(kg) 238
乗車定員 2
総排気量(㎤) 745
内径×行程(mm) 77.0×80.0
圧縮比 11
最高出力(kW[PS]/rpm) 40[54]/6.250
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 68[6.9]/4,750
燃料タンク容量(L) 13
タイヤ(前) 120/70R 17M/C 58H
タイヤ(後) 160/60R 15M/C 67H

<関連リンク>

This article is a sponsored article by
''.