取材に訪れたモト・グッツィ大阪中央さんの近くにある、花博記念公園にあるどっこからど〜みてもシンボリックなタワーの前でパチり。このタワーの詳細を知りたくても、ホームページで一切触れていないのですよ、ね。触れちゃイケナイ部分だったりして……。

画像: 1週間で3947Km! オートバイと一週間生活『SUZUKI V-Strom250編』4日目

懐の深さに大甘え! ミドルクラスなのにドンと濃い

なんだかとっても大柄な車体という印象をプレゼンし過ぎたようですが、ベースは250ccモデル(ズバリ当たり前!)なので、小回りもギュンギュン効きますし、バイクを降りての押し引きでの向き替え&回転っぷりもクラスに相応しいレベルなので、悲観しないで下さいね。お願いしますよ。

さて、お次はエンジンについてです。街乗り等で多用するであろう低回転域から4000回転あたりまでは、ワイルドなキャラクターにマッチするゴリゴリ(やや誇張)とした鼓動感を生み、トルクフルな演出と相まって、地面を蹴り掻く爆発の1発1発が愛おしく感じてしまいます。エンジンの特性をじっくり噛み締めたいのなら、あまりぶん回さずに、セカセカせずに、早め早めのギアアップを心がけるがヨロシ。

では、高回転域がオモシロではないのかというと、う〜む……。個人的な好みで判断すると、否定できないかな? 好みは横に置いておいて、高回転域に掛けてパラレルツインエンジンならではオモシロみは影を潜め、ス〜ンっと振動も消え、ドラマチックな演出もなくサラリと吹け上がり、「レッドゾーン入ってますよ」をアピールするRPMインジケーターがペカリだします。中回転域までの味わい深さはドコへやら、クレバーに、そして事務的にといった印象が強いです。当然、これはネガな部分ではなく、求められる回転域で求められる性質を演出しているということなのでしょう。

現に、高速道路移動で100km/h巡航するのにトップ6速で8000回転も回ってしまうので、移動距離が長ければ長いだけ、エンジン振動による手足のシビレや疲労といった影響が少なくて済むということに、なるでしょう。善し悪しは別として、好みは別れるトコでしょうね。ま、それだけモーターチックに健やかに回ってますよ! といった具合なのです。ちなみに、タコメーターのインジケーター表示は、ブロックパターンなので詳細数値は不明です。

大阪府大阪市〜愛知県春日井市へ 4日目 210.2km (高速道路オンリー)

画像: 大阪府大阪市〜愛知県春日井市へ 4日目 210.2km (高速道路オンリー)

SUZUKI V-Strom250

街中からワインディングロード、高速道路まで、さまざまな道で長距離ツーリングを快適に楽しめるアドベンチャーツアラーとして定評のあるVストローム1000、Vストローム650。このシリーズのラインナップをさらに拡充する250 ccアドベンチャーツアラーとして7月にデビューしたのがVストローム250だ。「マッシブ&スマート」をコンセプトにした、シリーズ共通の鳥のくちばしを連想させるフロントカウルなど、共通したイメージを取りれたスポーティで機能的なスタイルを、スムーズな吹け上がりと走行フィールで人気を博しているGSR 250シリーズのハーフカウルモデル「S」をベースにした、安定感に優れたフレームとスムーズなエンジンにミックス。大型アルミ製リアキャリアや快適なライディングのための高い防風効果を備えるスクリーン、メンテナンスに便利なセンタースタンドなどアドベンチャーツアラーに求められるさまざまな実用装備も備えている。

Color Variation:
ダイヤモンドレッドメタリック、パールネブラーブラック、パールネブラーブラック×ソリッドダズリンクールイエロー

●全長×全幅×全高:2150×880×1295㎜ 
●ホイールベース:1425㎜
●シート高:800㎜ 
●車両重量:188㎏ 
●エンジン形式 :水冷4ストOHC2バルブ並列2気筒
●総排気量 :248㏄
●ボア×ストローク :53.5×55.2㎜
●圧縮比 :11.5:1
●最高出力 :24PS/8000rpm
●最大トルク :2.2㎏-m/6500rpm
●燃料供給方式 :フューエルインジェクション
●燃料タンク容量 :17L
●キャスター角/トレール :25°10′/100㎜
●変速機形式 :6速リターン
●ブレーキ形式 前・後 :ディスク・ディスク
●タイヤサイズ 前・後 :110/80-17・140/70-17
●価格=57万240円

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