世界一のサービスマンに誰でも愛車を診てもらえる

愛車を診てもらうなら、しっかりしたところ、信頼できる店に任せたい。でも「しっかりしたところ」「信頼できる店」って? お世話になった店? 口コミ? 経験? 車両を買ったお店?
「世界一のヤマハサービスマン」がいるYSPならば、きっとそこだ!

画像1: 世界一のサービスマンに誰でも愛車を診てもらえる

 ヤマハには、ユーザーとメーカーを結ぶサービスに、ひとつの基準がある。高い整備技術、わか
りやすい説明、感動する対応がその3本柱で、均一で高品質なサービスを、ユーザーが世界中どこの
ヤマハ販売店でも受けられるよう、世界共通の整備士教育プログラム(YTA)を展開しているのだ。「それを知ったのは4年くらい前です。ヤマハサービスマンの知識とスキルを競う大会がある、
じゃぁ出てみたい、と思ったんです」。
 鮫島遼平さん、28 歳。当時、YSP川崎中央に入社して2年目のサービスマンは、ヤマハWTGP(=ワールド・テクニシャン・グランプリ)を知ってから、仕事に世界一のサービスマンに誰でも愛車を診てもらえるひとつ目標ができたのだという。
 WTGPは、2年に一度行なわれるヤマハサービスマンの技術世界一決定戦。まず国内の予選会を
勝ち抜いて日本代表となり、世界大会に進出する。国内大会は、日本6エリアで過去最多の107人
がエントリーし、ここから16人が日本代表を賭けて戦うのだ。
「関東大会は、筆記だけなんです。ということは、100点取れば勝ち抜けるんだから、とにかく勉強しまくりましたね。1日中サービスのことばっかり。家にいるときはリビングにもトイレにも寝室にも資料を持ち込んで、店にいるときは、仕事の空き時間はずっと資料を読み込んでいました」。

画像: 大会での模様。MT 09の不具合を、ヤマハ独自の診断機YDT(ヤマハ・ダイアグノースティック・ツール)を使って診断、修理する。導入間もない次世代サービスツールを、鮫島さんはアッという間に使いこなした。この項目は持ち時間半分で終了!

大会での模様。MT 09の不具合を、ヤマハ独自の診断機YDT(ヤマハ・ダイアグノースティック・ツール)を使って診断、修理する。導入間もない次世代サービスツールを、鮫島さんはアッという間に使いこなした。この項目は持ち時間半分で終了!

 ただし、そこは地元の個人経営中古車販売ショップで、サービスマンだかメカニックだか使いっ走りだか、とにかくなんでもこなした。
「自分でバイクをバラせるようになりたい、ってバイトを始めたんです。そのうち熱中して大学も中
退して就職しました。そこで3年やって、次のステージに移りたい、と思って転職したんです」
 片っ端からバイクショップの求人を調べてみて、行き当たったのがYSP川崎中央。YSPを選ん
だのは、単に乗っていたバイクがヤマハだったからだ。
「高校生の頃、缶コーヒーのオマケにRZ250のフィギュアがついていて『かっこい〜』って思っ
たのがスタートでした。実車もRZが欲しかったけど、もう旧車だしモノもないし、でR1ーZを買
いました。それからR1ーZを2台、TZR250を3台乗り継ぎました。ヤマハ党ですね(笑)」
 鮫島さんの入社面接を担当した、現YSP川崎中央グループの社長、金子靖緒さんは、イキのいいのが来たな、と思ったのだそう。
「当時の社長と面接をして、元気いいのが来たなぁ、って。『僕、片手腕立て伏せができます』って
言ってましたね、ナニ言ってんだこいつと思いましたけど(笑)。元気いいし、受け答えもしっかりしてました。おとなしすぎるより、元気な方が好きなんですよね」
 入社してからの鮫島さんは、経験者としてのスキルはもちろん、持ち前の元気さ、前に出る力でぐ
いぐい頭角を現していった。お客さんが来店すれば真っ先に接客に飛び出すし、仕事が入ると、僕が
やってもいいですか、って前に出てくる。鮫島さん自身も、それを意識しての行動だったようだ。

画像2: 世界一のサービスマンに誰でも愛車を診てもらえる
画像3: 世界一のサービスマンに誰でも愛車を診てもらえる

「同僚も先輩もいるなかで、指示されることだけをやるのが苦手なんです。もちろん、新人がやらなきゃいけない仕事はきちんとして、何かあったら『オレがオレが』ってグイグイ行きました。ミスもしましたけど、それは同僚や先輩がフォローしてくれましたね」
 そんな頃に知ったのが、WTGPだった。ヤマハの関東エリア担当サービスマンに『こんな大会が
あるよ、出てみない?』と言われ、真っ先に飛びついた。それから整備士免許を取り、実務経験や参
加資格を満たした鮫島さんが、いよいよWTGPに挑むことになったのが2016年大会。関東大会、日本大会も勝ち上がり、ついに世界大会へ進出することになるのだ。

画像: 取材協力:YSP川崎中央 TEL. 044 – 755 – 1141 http://www.ysp-top.co.jp

取材協力:YSP川崎中央
TEL. 044 – 755 – 1141 http://www.ysp-top.co.jp

                             PHOTO:井上 演 TEXT:中村浩史

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