フロント19インチでディスクブレーキを採用していた初期型SR。

画像: 38年前とは思えない今見てもセンスのある初期型のカタログ。クラシカルな雰囲気を全面に押し出したSRだが、2年後には同じヤマハからレーサーレプリカブームの先駆けとも言われるRZ250/350が登場するなど、性能が求められた時代とは逆境したモデルということで、当初は販売面で苦戦することに。

38年前とは思えない今見てもセンスのある初期型のカタログ。クラシカルな雰囲気を全面に押し出したSRだが、2年後には同じヤマハからレーサーレプリカブームの先駆けとも言われるRZ250/350が登場するなど、性能が求められた時代とは逆境したモデルということで、当初は販売面で苦戦することに。

画像1: フロント19インチでディスクブレーキを採用していた初期型SR。

ヤマハのオフロードモデル「XT500」をベースに、新たなロードスポーツとして生まれたのがSR400とSR500。SR400は現行車にも受け継がれているシートカウル付きダブルシートを装備しているが、SR500は大人のライダーをシートカウルがなく分厚いダブルシートを装着していた。全体のシルエットは「オートバイらしさ」「単車らしさ」を感じさせるスタンダードなもので、現行車にもしっかりと受け継がれている。

画像2: フロント19インチでディスクブレーキを採用していた初期型SR。
画像3: フロント19インチでディスクブレーキを採用していた初期型SR。
画像: 1978年3月 YAMAHA SR500 スターレッド ¥350,000(当時価格)

1978年3月 YAMAHA SR500 スターレッド ¥350,000(当時価格)

現行車はインジェクション化に代表されるSRを継続していく為に手を入れた部分もあるが、歴代モデルを見ていくとそれ以外にも細かいディテールの違いは多い。初期型で代表的なものはFホイールは19インチでディスクブレーキを採用しているところで。フューエルタンク形状も現行モデルや高年式モデルとは異なり、今では通称「ナロータンク」と呼ばれているスリムなデザインを採用している。吸気はキャブレターで、最初期は強制開閉タイプのVMを採用していた。

画像: 1979年10月 YAMAHA SR400SP ブリリアンレッド SRがはじめてモデルチェンジをしたのは初期モデル発売の翌年。当時、スポーツモデルに総じて装着されてい たキャストホイールを採用。名称をSR400SPに変更した。今現在はSR乗りから支持されるキャストホイールだが、発売当時は人気が出ず、結果的に中古市場でも希少車となった。

1979年10月 YAMAHA SR400SP ブリリアンレッド
SRがはじめてモデルチェンジをしたのは初期モデル発売の翌年。当時、スポーツモデルに総じて装着されてい
たキャストホイールを採用。名称をSR400SPに変更した。今現在はSR乗りから支持されるキャストホイールだが、発売当時は人気が出ず、結果的に中古市場でも希少車となった。

画像: 2008年に一度生産中止となるが、フューエルインジェクションを採用して2010年モデルで復活した現行SR。 YAMAHA SR400 ¥550,800 ダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック1 http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/sportsbike/sr400/

2008年に一度生産中止となるが、フューエルインジェクションを採用して2010年モデルで復活した現行SR。
YAMAHA SR400 ¥550,800 ダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック1
http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/sportsbike/sr400/

This article is a sponsored article by
''.