JSB1000クラスは、横綱相撲を見せつけられた思いでした。
2015チャンピオンにして、開幕戦・鈴鹿2&4をポールtoウィンで勝った男、中須賀克行が、2位以下になんと20秒の大差をつけてブッチギリで優勝! もちろん「勝って当然」なんてプレッシャーの中、きちんと勝ち切る中須賀、素晴らしい!

画像1: <全日本ロード>第3戦もてぎ大会 JSB1000クラス 決勝レポート

しかし、このレースのハイライトは2位争いにありましたね! 序盤から中須賀が逃げる中、2番手争いはヨシムラ津田、TSR渡辺一馬、ヤマルーブ野左根、グリーン渡辺一樹&柳川といった面々。
ここから、渡辺一馬が転倒で脱落し、2位グループは4台の集団。中須賀はぐんぐん逃げる中、2番手争いは野左根が渡辺が津田が前に出て、まさに熾烈を極めていきます。
「どこかで抜いても、すぐ抜き返される。その連続でした」と津田が言ったように、周回ごとにオーダーを入れ替える2番手集団。前に出て逃げるだけの差がないだけに、いつ、どこで抜くかという戦略がレースを左右します。

画像2: <全日本ロード>第3戦もてぎ大会 JSB1000クラス 決勝レポート

決着は最終ラップ。独走でチェッカーを受けた中須賀の20秒後方で、2番手グループからまず柳川が後退し、野左根-渡辺-津田が2-3-4番手。ここから津田がまず渡辺を、そして野左根を抜き去って、最終ラップで2台抜きを披露。そのまま中須賀-津田-野左根の順でフィニッシュ。中須賀が2戦連続、昨年から数えると9戦連続のポールtoウィンを飾ったレースとなりました。

しかし、中須賀強い! 昨年の開幕戦で津田に敗れたっきり、もう1年も負けてませんね。STOP中須賀…難しそうです…。

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