多くのユーザーから熱い視線を集めているヴェルシス1000。
今回はエンジンの仕様を中心に情報をお届けします。
最新の電子制御も多数投入されているだけに、ご注目下さい。

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メタリックマグネシウムグレー

車両のキャラクターとしてZ1000よりも低中回転域での
レスポンスを優先したヴェルシスのエンジンは、
「どんな道でも、どんな時にも」のコンセプト通り、
扱いやすさを最重要視したセッティングになっているのが特徴。
 
主なポイントとしては、ストリートでの最適なパワー特性を得るため、
やや長いファンネルの採用や、スロットル径の変更(38mm)が
加えられている点が挙げられる。
また、ギアに関しては1速2速は荷物満載時の発進を想定し、
ショート目の設定。3速から6速はスポーツライディングや
高速道路の巡航などを考慮し、ロング目の設定となっている。

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基本的に同じエンジンユニットを搭載するZ1000との比較はこちら。
ヴェルシス1000は最高出力よりも低回転を重視した
使い勝手を優先した仕様になっていることが、
グラフからも伺える。
また、仕様の変更に伴いZ1000のエンジンからは
圧縮比が変わり(Versys1000:10.3/Z1000:11.8)、
カムプロフィールも専用設計になっている。

 

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走行状況を選ばず走れるヴェルシス1000は、電子制御の面でも手厚く
ライダーをサポート。
中でもKTRC(カワサキ・トラクション・コントロール)は
3つのモードが用意され、路面状況などによって選択することが
できる。オフにすることも可能だ。
最新のKTRCについては、モード1とモード2は2011年型の
Ninja ZX-10Rに搭載されたK-TRICと同機構で、ある程度の
スリップを許容するなど、速く走ることを重視したモードと
なっている。また、モード3は2010年型の
1400GTR ABS搭載のKTRCとほぼ同じ機構で、雨の日などの
滑りやすい路面や、砂利道など滑りやすい状況を想定し
走りやすい仕様となっている。 

 

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トラクションコントロールとは別に、パワーモードの設定も可能。
フルパワーとローパワーの2種類の選択で、ローパワーはフルパワー
モードの約75%の出力になっている。

これにより、
トラクションコントロールが全4種類(モード1/2/3/OFF)と、
パワーモードが2種類(フルパワー/ローパワー)を組み合わせる
ことで、ライダーは8種類の仕様の中から、自分の好みに合った
設定をすることができるのだ。

  
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また、マフラーに関しては軽量化のため、片側1本出しとなっている。
排気コレクタとプレチャンバーに三元触媒を装備し、環境基準も
クリアしている。

 

 

■主要諸元
・全長×全幅×全高:2235×900×1405/1430mm
・ホイールベース:1520mm
・エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
・総排気量:1043cc
・ボア×ストローク:77.0×56.0mm
・燃料供給方式:フューエルインジェクション(KEIHINφ38mm×4)
・最高出力:118PS/9000rpm(※欧州、豪、東南アジア仕様)
・最大トルク10.4kg-m/7700rpm(※欧州、豪、東南アジア仕様)
・ギア形式:6速リターン
・シート高:845mm
・車両重量:239kg
・タンク容量:21L
・タイヤサイズ:120/70ZR17・180/55ZR17

(写真/カワサキモータースジャパン 文/編集部・福助)
 

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