ロングセラーといえばCB750でしょう。残念ながら、諸々の事情により
2007年10月に発売されたモデルで最後になってしまいました。

教習車としてもお馴染みで、まさしくビッグバイクのスタンダードとも
いうべき1台で、生産中止が決定するかしないかくらいから、
再び人気に火が着いたのは記憶に新しいところです。

まぁ、下世話な話ですが
最終モデル周辺は、中古相場でも予想通りの高値推移中ですしね。

というわけで、CB750の試乗記をどうぞ!
                            (オートバイ編集部・福助)

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83年デビューのCBX750Fに搭載されたホンダ空冷4気筒750最終ユニットがルーツ。トルク変動の
少ない扱いやすさが身上。写真は専用仕様が施された[スペシャル]。

 
[車種解説]

正立フォークと2本ショックをセットしたコンベンショナルな鋼管製ダブルク
レードルフレームに、旧CBX750Fをルーツとする空冷4気筒エンジンを搭
載したベーシックスポーツ。際立った特徴はないが、さまざまなシチュエー
ションをそつなくこなすバランスの良さで根強い人気を集めた。07年に発売
された「スペシャル」は、CBXをイメージしたカラーリングを採用。また、立体
エンブレムを燃料タンクやテールカウルに使用するなど、専用の仕様と
なっている。

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シンメトリーなデュアルメーターを採用。スピードメーター内の液晶パネルにはオド、ツイントリップを表示。

[インプレッション]

 ベテランライダーの多くから高い評価を得ているCB750。どの回転域から
でもアクセル操作に忠実に反応し、思っただけのパワーとエンジンブレー
キを取り出せるパワー特性と、クセとかコツとは全く無縁なハンドリングで、
常用速度域では圧倒的に乗りやすい。ドラマチックな加速感や強烈なパン
チはないが、回転上昇に伴うトルク変動が緩やかなのでフルバンク状態
でも早め早めにアクセルが開けられる。ガチガチではなく適度にしなる車
体剛性も峠道を含めた公道でのアベレージに合っていて、特に意識しなく
ても有効なトラクションが生まれて質の高い走りができる。ジムカーナ競技
での活躍や、バイク便ライダーにファンが多いのも、デキがいい証拠だ。
                                     (太田安治)

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■HONDA CB750 諸元

全長×全幅×全高:2155×780×1100mm
ホ イールベース:1495mm
シート高:795mm
装備重量:235kg
エンジ ン形式:空冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量:747cc
ボア×ストローク:67.0×53.0mm
圧縮 比:9.3
最高出力:75PS/8500rpm
最大トルク:6.5kg-m/7500rpm
燃料供給方式:キャブレター
燃 料タン ク容量:20L
変速機形式:5速リターン
ブレーキ形式 前・後:ダブルディスク・シングルディスク
タイヤサイズ 前・後:120/70ZR17・150/70ZR17

■ 価格:78万7500円、81万9000円(スペシャルモデル)

(写真/盛長幸夫 文/太田安治、編集部)