オートバイ本誌のツーリング企画「岡田忠之のロングラン研究所」でも
お馴染みのタディこと岡田忠之氏。MotoGPマシンの開発ライダーという
立場から、そして世界最高峰レースでの日本人最高位(WGP500クラス 
2位/1997年)を獲得した元GPライダーという立場から話をしてくれた。
今回の日本グランプリ延期はどのような影響が出るのか?本誌が直撃する。

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本誌:日本グランプリの延期が正式に発表されました。次戦は開幕戦
から3週間後のスペインGP(5/2)になりますが、その影響はいかがでしょう?

岡田:開幕戦が終了した直後の2戦目が延期ですから、ライダーたちも
モチベーションを維持する云々ではなく、仕切り直しという感じです。
ボクの現役時代を考えても、こんな開催直前でレースが延期になったなん
てこと、一度もありませんでしたよ。ボクも皆さんと同じようなタイミングで
延期を知ったんですけど、本当に驚きました。
それでも天災にはかないませんね。

ただ、開催を楽しみにしてくれていたファンの方は残念だと思うし
ボク自身も同様の気持ちが強いです。忙しい中、予定を調整して、
ドキドキしながら観戦を楽しみにしていた方にとっては
本当に歯がゆいですよね。

本誌:開幕戦を踏まえ(A・ドヴィツィオーゾ:3位、D・ペドロサ:7位)、
ワークスチームとしては、この延期の影響はいかがでしょう?

岡田:正直、マシンのセッティングを詰めるという意味ではプラスに
働いた部分もあります。開幕戦時点のマシンで、二人はベストを
尽くしたと思いますよ。
ドヴィツィオーゾが表彰台で喜んでいる姿を見て、3位であんなに喜ぶ
なんて、昔だったらありえないって思う反面、あの状態のマシンで
表彰台に乗るのは大変だってことも十分理解できます。複雑です。

ただ、いずれにしても結果においては1位以外は満足しないのがホンダです。
最近のテストで今後のセッティングの方向性も定まり、
次戦(スペインGP 5/2)ではもっとハイレベルな戦いができることは
間違いありません。期待して欲しいですね。

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ということで、短いですがタディの声をお届けしました。
いまさらですが、今年の日本グランプリは10月1日~3日。
半年先ですが、決勝前夜の水戸市内のホテルは結構な勢いで予約が
埋まってきている印象。観戦予定の方は、
早めに予約しといた方が良さそうですよ。(編集部・福助)