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しゃぼん玉 ZRX1200ダエグ(カワサキ ZRX1200ダエグ)パーツの相談をしながら自ら作るツーリングカスタム【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
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ベースに合ったカスタム&ツーリング路線を強化
しゃぼん玉はカスタムショップとしても知られると同時に、広い商圏を持つ大型の二輪用・洋品店としても知られている。このDAEGは、その両面を、他の同店製車両とは少し異なる形で生かしたと言えそうな1台だ。マネージャーの滝川さんに聞いてみよう。
「DAEGはFIや6速ミッションなども持っていますし、オールラウンド性が高いのが特徴でしょう。フォークオフセットもZRX1100に同じ30mm(1200は28mm)に戻っていますから、ハンドリングも軽い方。それに...
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【400cc名車解説】ホンダ「VFR400R」|最先端のハイメカを結集したV4プロスペックスポーツ!
ホンダ「VFR400R」特徴
サーキットでも大活躍のV4プロスペック!
ホンダは戦略の要として、1980年代後半になるとV型エンジンを強く推すようになり、2スト250ccと4スト400ccで競うTT-F3クラスには、1985年にRVF400が投入され、無敵の強さを誇った。その技術をフィードバックし、カムギアトレイン搭載の初代VFR400Rが1986年に登場するが、より色濃くレースイメージを反映したマシンとして1989年に登場したのがNC30型のVFR400R。
その型式名の通りRC30の正統な弟分で、車体/エンジン構成もルックスもそっくり。フレームを一新し、フロントタイヤを16→17イン...
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【400cc名車解説】ヤマハ「ドラッグスター400」|ロー&ロングのワイルドなスタイルと、爽快な走りが魅力
ヤマハ「ドラッグスター400」特徴
素直なハンドリングと迫力フォルムで大人気に
ホンダのスティード400が一大ムーブメントを築いた国内のアメリカンブームだったが、そんなスティードに続くヒットモデルが、1996年に登場したドラッグスター400だった。
XV400ビラーゴの70度Vツインユニットを改良し、Vツインらしい鼓動感を楽しめるエンジンへとアップデート。これを低く構えたロー&ロングスタイルの車体に搭載、スポーティで迫力あるフォルムを実現した。
まるでロードスポーツのような、アメリカンらしからぬ素直なハンドリングも特徴で、意のままに走りを楽しめることから幅広い層のユーザーから支持され、や...
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トレーディングガレージ ナカガワ ZRX1200R(カワサキ ZRX1200R)ノーマルライクルックに作動も車重も理想的にプラス【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends
ヘリテイジ&レジェンズは、ライダーがバイクライフをマニアックな趣味として楽しむために、カスタムとメンテナンスの 話題を広範に網羅! '80年代名車から最新車両まで、最新情報を美しいビジュアルとともにお届けします。
チューニングエンジンが生きる車体作りの見本
1997年のZRX1100でスタートし、2016年のZRX1200DAEGファイナルエディションまで続いたZRXシリーズ。そこにトレーディングガレージナカガワ(TGナカガワ)が「あくまでもノーマルルックで、中身はしっかり作る」をコンセプトに手を入れた車両だ。TGナカガワでは開...
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しゃぼん玉 ZRX1100(カワサキ ZRX1100)サーキットも視野に入れた走りの要素を取り込む【Heritage&Legends】
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ハンドリングのシャープさという魅力をうまく引き出す
ZZR1100をより日常的にと作られたGPZ1100。これを元にして’97年に登場したZRX1100。’01年からのZRX1200。そして’09年から’16年まで展開したDAEGと、大きく3つに分かれるZRX。
「今は1100とDAEGに人気が集中している状態と言えます」と、しゃぼん玉マネージャーの滝川さん。その中でもベースの性格の違いによって、また経年や、これまでのお客さんの例から、やってほしい内容も少し変わってくるとのこと。この車両は、し...
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【400cc名車解説】ヤマハ「RZ350」|爽快パワーと加速が自慢の“ナナハンキラー”!
ヤマハ「RZ350」特徴
大型車と渡り合える強烈パフォーマンス
当時の最新テクノロジーを詰め込んで登場したRZ250のデビュー翌年に登場したのが、ヨーロッパ向けモデルのRD350LCを国内向けとしたRZ350。RZ250のボア径を10mm拡大し、排気量を347ccに拡大して45PSを発生。250よりも低中回転域で力強く街乗りが楽なうえ、高回転域ではより伸びやかで強烈なパワー特性を備えていた。
乾燥重量はわずか143kgで、パワーウエイトレシオも250の3.97kg/PSから3.17kg/PSに向上。400ccクラスだけでなく、そのひとクラス上の大型クラスのマシンと互角のパフォーマンスを発...
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ACサンクチュアリー ZRX1200ダエグ(カワサキ ZRX1200ダエグ)現代車を元に作るコンプリートがこれからのヒントに【Heritage&Legends】
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車体スープアップを中心にして今後の発展性も見せる
ACサンクチュアリーによるZRX1200DAEG。「RCM-579」(’24年初頭時点でRCMの通算ナンバーは700番台前半に至っている)というシリアルナンバーも付けられているから、同店が作るコンプリートカスタムのRCM(Radical Construction Man-ufacture)の要件も満たした車両と分かる。ところでRCMの主力となっている空冷Zシリーズと、DAEGのような新しめのモデルで違いはあるのだろうか。
「空冷Zなどの古いモ...
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【400cc名車解説】カワサキ「Z400FX」|若者のハートを鷲掴みにした直4ブームの火付け役!
カワサキ「Z400FX」特徴
4気筒車を熱望する市場の声に応えた傑作
1975年の免許区分制度改正以降、国内市場のメインは400ccクラスへと移ったが、当時このクラスは2気筒モデルが主流。唯一の4気筒車だったホンダのCB400フォアも1976年に生産終了し、市場には4気筒車に対する渇望ムードが漂っていた。
そんな中、1979年に登場、たちまち大ヒットしたのがZ400FX。Z1-Rの流れを想わせる角形フォルムや、モーリス風のキャストホイールといったスタイリングは多くのライダーから支持された。何より、国産400ccクラス初のDOHC4気筒というハイメカがファンを熱狂させた。4気筒が待ち望まれ...