専用パーツも投入したクラシックカフェスタイル

先に東京モーターショーでデビューを果たし、世界中で大反響を呼んだZ900RSに続き、昨年のミラノショーで登場し、大きな話題となったZ900RSカフェ。1970年代のZ1レーサーのイメージをふんだんに取り入れた、カスタム色の強いカフェレーサースタイルに仕立てられた、Z900RSとは違ったバリエーションモデルだ。

画像: 専用パーツも投入したクラシックカフェスタイル

そんなZ900RSカフェだが、ついに国内向けに正式発売されることが決定した。気になる発売時期は3月からとなっている。

基本的なメカニズムやスタイリングはスタンダードのZ900RSとほぼ共通だが、コンパクトなビキニカウルを装着してイメージを一新、さらにシートやハンドルに専用パーツを採用し、カラーリングもレーシーなグラフィックに変更することで、RSの重厚な雰囲気とはまた違った魅力を引き出している。

70年代の香りを濃厚に漂わせるこのカフェ、価格は135万円と発表されている。

画像: KAWASAKI Z900RS CAFE 最高出力:111PS/8500rpm 最大トルク:10.0㎏-m/6500rpm 価格:135万円 発売:2018年3月1日

KAWASAKI Z900RS CAFE
最高出力:111PS/8500rpm
最大トルク:10.0㎏-m/6500rpm
価格:135万円
発売:2018年3月1日

画像: スタンダードモデルの火の玉カラーとは異なり、ライムグリーンなどのベースカラーにシンプルなラインを加えたカラーリング。外装は同じだが軽快なイメージを感じさせる。

スタンダードモデルの火の玉カラーとは異なり、ライムグリーンなどのベースカラーにシンプルなラインを加えたカラーリング。外装は同じだが軽快なイメージを感じさせる。

SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高 2100×845×1190㎜
ホイールベース 1470㎜
最低地上高 130㎜
シート高 820㎜
車両重量 217㎏
エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量 948㏄
ボア×ストローク 73.4×56㎜
圧縮比 10.8
最高出力 111PS/8500rpm
最大トルク 10.0㎏-m/6500rpm
燃料供給方式 FI
燃料タンク容量 17ℓ
キャスター角/トレール 25度/98㎜
変速機形式 6速リターン
ブレーキ形式 前・後 φ300㎜ダブルディスク・φ250㎜ディスク
タイヤサイズ 前・後 120/70ZR17・180/55ZR17

DETAIL

画像: ビキニカウルを装着されているが、コンパクトなことに加え低く構えたマウント位置もあって軽快なイメージは失われていない。

ビキニカウルを装着されているが、コンパクトなことに加え低く構えたマウント位置もあって軽快なイメージは失われていない。

画像: 幅の広い直4エンジンを搭載する点はモチーフとなったZ1と同じだが、現代的なスポーツバイクらしくスリムに仕上げられている。

幅の広い直4エンジンを搭載する点はモチーフとなったZ1と同じだが、現代的なスポーツバイクらしくスリムに仕上げられている。

画像: スタンダードのメッキハンドルに対し、カフェはブラック塗装仕上げのローポジションハンドルを装着。ミラーもステーの短い専用品。

スタンダードのメッキハンドルに対し、カフェはブラック塗装仕上げのローポジションハンドルを装着。ミラーもステーの短い専用品。

画像: スーパーネイキッドのZ900をベースに、パワー特性や外観イメージを見なおした水冷直4もスタンダードのZ900RSと共通。

スーパーネイキッドのZ900をベースに、パワー特性や外観イメージを見なおした水冷直4もスタンダードのZ900RSと共通。

画像: シンプルなデザインのビキニカウルが、カフェレーサー的なスタイルを引き締める。ヘッドライト自体は丸型のLEDタイプでスタンダードなZ900RSと同じものだ。

シンプルなデザインのビキニカウルが、カフェレーサー的なスタイルを引き締める。ヘッドライト自体は丸型のLEDタイプでスタンダードなZ900RSと同じものだ。

画像: 専用の段付きシートでカフェレーサースタイルを強調。シート高はスタンダードモデルの800㎜から、やや高い820㎜となった。

専用の段付きシートでカフェレーサースタイルを強調。シート高はスタンダードモデルの800㎜から、やや高い820㎜となった。

画像: Z1のデザイン上の特徴であったシートカウルとランプを、現代的に軽快な雰囲気でリファインしたテール周り。LEDウインカーまで含めZ900RSと共通。

Z1のデザイン上の特徴であったシートカウルとランプを、現代的に軽快な雰囲気でリファインしたテール周り。LEDウインカーまで含めZ900RSと共通。

ココがPOINT

スタンダードのZ900RSとCAFEの比較写真。赤のシルエットがスタンダードで、CAFEのほうがハンドルが低く、シート高がやや高く、タンデムシート部に膨らみを持たせているのがわかる。ここまでやっても、車両重量は2㎏増に抑えられている。

画像: ココがPOINT

COLOR VARIATIONS

画像: ヴィンテージライムグリーン

ヴィンテージライムグリーン

画像: パールストームグレー

パールストームグレー

RIDING POSITION(身長:176㎝ 体重:68㎏)

ハンドルマウントのビキニカウルと組み合わされるのは、少し低めのコンチハンドル。シングルシート風の形状をしたシートも、オプションのハイシートとスタンダードの中間の高さで、少し前傾姿勢になっているが、自然な位置関係でまとまりがいい。

画像1: RIDING POSITION(身長:176㎝ 体重:68㎏)
画像2: RIDING POSITION(身長:176㎝ 体重:68㎏)

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