記念すべき20周年に「大変革」を期待したい!

1998年に初代が登場したスズキのハヤブサは、超高速の世界をはじめて身近にしたメガスポーツ。空力特性を徹底追求した、流線型の独特のフォルムは世界中のライダーに衝撃を与えたが、その唯一無二の存在感と、それまでは命がけの冒険でしかなかった、時速300㎞/hの世界を快適に楽しめる、圧倒的な動力性能で、世界中から傑作と呼ばれたマシンだ。その後、2007年にはそのコンセプトを進化させた2代目が登場。こちらも世界中で大好評を博し、いまだに根強く支持されているロングセラーとなっている。

そんなハヤブサも、2018年には20周年という大きな節目の年を迎える。現行モデルもすでに発売から10年が経過。そろそろ「何か」を期待してもいい頃ではないだろうか。ということで、今回は次世代のハヤブサを大胆予想してみた。

画像: SUZUKI GSX1300R HAYABUSA(1998年)

SUZUKI GSX1300R HAYABUSA(1998年)

画像: SUZUKI HAYABUSA1300(2007年)

SUZUKI HAYABUSA1300(2007年)

画像: SUZUKI HAYABUSA(本誌予想 CG:ATSUSHI TSURUOKA)

SUZUKI HAYABUSA(本誌予想 CG:ATSUSHI TSURUOKA)

画像: 新型になっても、基本的なフォルムは踏襲されるはず。ハヤブサらしさは継承されるだろう。 (本誌予想 CG:ATSUSHI TSURUOKA)

新型になっても、基本的なフォルムは踏襲されるはず。ハヤブサらしさは継承されるだろう。
(本誌予想 CG:ATSUSHI TSURUOKA)

画像: 欧州の情報では、可能性としては、熟成エンジン+新設計フレーム+電子制御の可能性が高そう。 (本誌予想 CG:ATSUSHI TSURUOKA)

欧州の情報では、可能性としては、熟成エンジン+新設計フレーム+電子制御の可能性が高そう。
(本誌予想 CG:ATSUSHI TSURUOKA)

優れた素性を磨いてさらなる高みへ!

次世代モデルの登場が待たれるハヤブサ。他のスポーツバイクたちに最新の電子制御ライディングアシストが装着されていく中、実質パワーモードのみで互角に戦ってきたわけだが、逆に言うと、これはエンジンやシャシーの基本設計が非常に優秀で、素性が素晴らしかったから可能だったこと。次世代ハヤブサも、この素性の良さを磨く方向で進化するのでは、と欧州では噂されている。
 一部ではターボ化という噂もあったが、多少の排気量変更はあっても、エンジンは基本的には現行モデルの良さを磨いた「熟成版」が有力視されている。車体に関しては若干の軽量化やサイズダウンの可能性もありそうだ。
最新の電子制御デバイスを得て、一気にアップグレードを果たすライディングアシスト群にも注目したい。トラコンやコーナリングABSなどが加われば、扱いやすさにも一層磨きがかかるはず。今後の展開が楽しみだ。

画像: 2015年の「コンセプトGSX」は次期ハヤブサのデザインスタディとの噂もあったが果たして真相は?

2015年の「コンセプトGSX」は次期ハヤブサのデザインスタディとの噂もあったが果たして真相は?

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