サスペンション、外装、装備類…全身に及ぶ改良点

ヤマハのトレーサー900。MT-09譲りの俊敏なハンドリングを実現するアルミフレームや、パワフルな並列3気筒エンジンを活かして開発されたスポーツツアラーである。スクリーンを備えたフロントカウルや、タンデムでの快適性を備えながら大量の荷物を搭載できるように変更されたシートまわり、専用にセッティングされた足まわりなどを備え、多用途に使えるスポーツツアラーとして3万5000台あまりが世界中で販売される人気モデルだ。

EICMA2017では、そんなトレーサー900をモデルチェンジした2018年モデルが登場した。高速走行時の快適性を高めるために、スクリーンを大型化すると同時に高さの調整機能も採用、同時にハンドル幅は狭くされ、ハンドガードもより軽くスリムなものに変更。さらにシートはライダー側もタンデム側も新しくなり、設計し直されたグラブバー、タンデムステップ、さらにヒートグリップまで装備し、総合的な快適性が大幅に向上した。またスタイリング全体の仕上がりや感触を向上させるために、外装パネルやカバー類の全てに最小限ながら効果的な改良が加えられている。走りの面にも改良の手は及んでいて、ハンドリングをこれまで以上にツーリング向けにするために、スイングアームを新設計のアルミ製に変更。サスペンションセッティングもこれに合わせて最適化されている。

画像1: YAMAHA Tracer 900(Nimbus Grey)

YAMAHA Tracer 900(Nimbus Grey)

画像2: YAMAHA Tracer 900(Nimbus Grey)

YAMAHA Tracer 900(Nimbus Grey)

画像3: YAMAHA Tracer 900(Nimbus Grey)

YAMAHA Tracer 900(Nimbus Grey)

画像1: YAMAHA Tracer 900(Tech Black)

YAMAHA Tracer 900(Tech Black)

画像2: YAMAHA Tracer 900(Tech Black)

YAMAHA Tracer 900(Tech Black)

画像3: YAMAHA Tracer 900(Tech Black)

YAMAHA Tracer 900(Tech Black)

走行性能と積載性を高めた「GT」をラインアップ!

こうして従来以上にオールラウンドなモデルとなった2018年モデルのトレーサー900だが、より快適でスポーティな走りを味わえるプレミアムバージョンのトレーサー900GTも追加設定された。GTとスタンダードなトレーサーとの違いの中で、一見して分かるのがサイドハードケース。素早く着脱可能な容量22Lというこのサイドケースを標準装備。さらにメーターも、美しいTFTカラー液晶を使った多機能メーターパネルに変更された。メカニズムに関しても、前後サスペンションは細かなセッティングが可能なプレミアムサスペンションパッケージに変更され、MT-09と同様のクイックシフトシステムによってシームレスなクラッチレスシフトも可能となった。高速道路を使った長距離ツーリングをさらに快適にするクルーズコントロールは、MT-10と同じシステムが採用された。

トレーサー900の弟分、MT-07から派生したトレーサー700も、2018年モデルが発表された。大幅な改良が加えられた900に対し、トレーサー700の2018年モデルはカラーリングのみの変更となった。

画像1: YAMAHA Tracer 900GT(Nimbus Grey)

YAMAHA Tracer 900GT(Nimbus Grey)

画像2: YAMAHA Tracer 900GT(Nimbus Grey)

YAMAHA Tracer 900GT(Nimbus Grey)

画像3: YAMAHA Tracer 900GT(Nimbus Grey)

YAMAHA Tracer 900GT(Nimbus Grey)

画像1: YAMAHA Tracer 900GT(Phantom Blue)

YAMAHA Tracer 900GT(Phantom Blue)

画像2: YAMAHA Tracer 900GT(Phantom Blue)

YAMAHA Tracer 900GT(Phantom Blue)

画像3: YAMAHA Tracer 900GT(Phantom Blue)

YAMAHA Tracer 900GT(Phantom Blue)

画像: 走行性能と積載性を高めた「GT」をラインアップ!

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