MTシリーズらしい走りを一層グレードアップ!

昨年のインターモトで登場した新型のMTI09。世界中で大好評だった初代モデルの良さを引き継ぎながら、外観をアップデートして一層攻めたコンセプトのデザインを採用。「MTワールド」の魅力を全身でアピールするモデルとなっている。

エンジンや車体は基本的に従来のものを引き継いだが、サスペンション、とりわけ片側にしか調整機構がなく、オーナーの要望も多かったフロントフォークは、この現行型から左側にも圧側減衰調整機構が追加され、また兄弟車のXSR900同様、スリッパークラッチも追加され、走りの質を高めてのデビューとなった。

そんなMT-09に、どうやら兄貴分のMT-10同様「SP」グレードが追加されるようだ。すでに欧州で車名の商標登録は完了していて、あとは実車の登場を待つのみ、と言われており、早ければ今度のミラノショーでその姿を拝めるはずだ。気になる内容は兄貴分のMT-10同様で、オーリンズ製サスペンションを標準装備するのが最大のポイントらしい。パワースペックなどは不明のままだが、大きくは変わらないようで、その走りをさらに磨く方向のコンセプトと言われている。

画像: 欧州からの情報では外観は大きくは変わらないようだ。試しにMT-10SPのカラーにしてみたが、さすがによく似合う。(本誌予想 CG:ATSUSHI TSURUOKA)

欧州からの情報では外観は大きくは変わらないようだ。試しにMT-10SPのカラーにしてみたが、さすがによく似合う。(本誌予想 CG:ATSUSHI TSURUOKA)

画像: 写真はMT-10SPに採用されたオーリンズ。電子制御の採用は可能性が低そうだが、少なくともフルアジャスタブルのショックは搭載される模様。この変更でパフォーマンスがどれだけ変わるかにも期待したい。

写真はMT-10SPに採用されたオーリンズ。電子制御の採用は可能性が低そうだが、少なくともフルアジャスタブルのショックは搭載される模様。この変更でパフォーマンスがどれだけ変わるかにも期待したい。

画像: 写真は兄貴分のMT-10SPのもの。フロントフォークもオーリンズとなるかは不明のようだが、欧州では少なくとも価格に大きく響く電子制御サスペンションとはならない、と言われているようだ。

写真は兄貴分のMT-10SPのもの。フロントフォークもオーリンズとなるかは不明のようだが、欧州では少なくとも価格に大きく響く電子制御サスペンションとはならない、と言われているようだ。

MTシリーズには順次“SP”が登場?

ベースとなったYZF-R1に「M」があるのと同様に、パフォーマンスを一層追求した上級グレード「SP」を設定したのがMTシリーズのフラッグシップ、MT-10。そして、いよいよMT-09にもSPが登場するとなれば、期待したいのはSPのシリーズ化。07や03、そして25にも広がって行けば、と期待は膨らむ。今後が楽しみだ。

画像: MTシリーズには順次“SP”が登場?

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