前回の東京モーターショーでプロトタイプが公開された、MT-09ベースの3輪LMWスポーツ、MWT-9。今回の東京モーターショーではその「続編」が公開されるのでは、との噂が広がっている。果たしてそれはどのようなものか? 市販化されるのか? ここで噂を検証してみよう。

より現実味を高めて登場する「続編」に期待は高まる

2015年の東京モーターショーでセンセーショナルなデビューを果たした大型LMW(リー二ング・マルチ・ホイール)のMWTI9。前2輪、後1輪の3輪レイアウトは、先に実用化された、コミュータータイプのトリシティに続くもので、もちろん本格スポーツモデルとしては世界初の試み。トリシティで実現した、抜群の安定性と走破性が生み出す新次元の走りが、大型スポーツではどのように活かされるか、その開発の動向が注目されてきた。

そんなMWTI9の「続編」が、今年の東京モーターショーで登場するのでは、という噂が広まっている。前回はコンセプトモデルとしての出展だったが、今回は市販化を視野に入れた、具体的なモデルになるのではないか、とも言われている。どんな内容なのか、そして、MTI09ベースということもあって、走りはどうなのかにも期待は高まるばかりだ。欧州で特許が申請された「ネイキッド版」の行方にも注目だ。

画像: (本誌予想 CG:ATSUSHI TSURUOKA)

(本誌予想 CG:ATSUSHI TSURUOKA)

画像: これは欧州で公開された特許の申請図版。カウルを外し、旧MT-09のヘッドライトを装着した「ネイキッドモデル」だ。

これは欧州で公開された特許の申請図版。カウルを外し、旧MT-09のヘッドライトを装着した「ネイキッドモデル」だ。

画像: 上の図版の「ネイキッド」を上から見たところ。カウルマウントではないミラー、手前にセットされたハンドルがNK化を暗示している。

上の図版の「ネイキッド」を上から見たところ。カウルマウントではないミラー、手前にセットされたハンドルがNK化を暗示している。

画像: 2015年に発表されたカウル付きMWT-9。こちらが登場する可能性も高いが、いずれにせよ、この2年でどう進化したかに注目だ。

2015年に発表されたカウル付きMWT-9。こちらが登場する可能性も高いが、いずれにせよ、この2年でどう進化したかに注目だ。

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