前日にイベント出店用意のため車で移動し、朝からイベントに参加。終了後に新橋に戻り、1週間生活再開と福島は郡山へ夜間移動。なんともいえない、行ったり来たり感……。

画像: 前日にイベント出店用意のため車で移動し、朝からイベントに参加。終了後に新橋に戻り、1週間生活再開と福島は郡山へ夜間移動。なんともいえない、行ったり来たり感……。

タンデム要員は、本誌でも大活躍のフリーランスライター斉藤春子氏によるタンデムインプレ!

「個人的には、タンデムで重要視してるのは安心感なのです。その意味で、持ちやすい&握りやすいトレーサーのグラブバーはかなり高評価。タンデムステップも足を置きやすい位置で、窮屈さがありません。シートも座り心地はなかなか。ただ欲を言えばもう少し広めだと嬉しいかも…。私の尻がデカイだけ!?」

画像1: タンデム要員は、本誌でも大活躍のフリーランスライター斉藤春子氏によるタンデムインプレ!
画像2: タンデム要員は、本誌でも大活躍のフリーランスライター斉藤春子氏によるタンデムインプレ!

シート高は2段階で変更可能!

優雅なライディングポジションで目を引くふくよかな肉付きのシートについて、尻座り研究所・所長の私よりお伝えいたします。骨格自体スポーティなモデルなので、シート前部はフレームの絞り込みに合わせ細くなり、後端に掛けフラットに広くなる形状。足着きを妨げないセオリー通りのフォルムとなる。特徴的なのは、座面の反発力。ソフトとは形容し難く、ふっくら盛り上がったプラスチックの下敷きといった具合でハードな部類に入ると思います。とはいえ、ハードな座面であっても、お尻の荷重部分に若干形状を追従させ、イメージ的には下からワシッと押さえているような反力が秀逸なバランスを生んでいる。一気に16時間を有に越える時間座り続けても、一度もお尻のコリや鈍痛に襲われることはなく、一騎週観中お尻事情で不安になることはありませんでした。私が思うとこ、尻座り特上級のポテンシャルがある認めざるを得ません。
 シート高も2段階で変更できるところが乙ですね。スーパーテネレにも採用されていたモノと同じように、シートの下のプレートと取り付け時のツメを差し込む位置を変更すればヨロシ。ハイシートは足着き性が犠牲になりますが、シート後端から先端に掛けて水平が保たれており、傾斜で体重が寄ってしまうことがない。視界も高くなるので、私のオススメです。ローシート設定では、若干前部に掛けての傾斜がつき、ドッシリお尻を預けたい場合には不向き、かなと。ただし、明らかに足着きが良くなるので、一長一短ですね。

6日目の行程:東京都新橋から福島県郡山へ:262.4km(高速道路オンリー)

画像: 6日目の行程:東京都新橋から福島県郡山へ:262.4km(高速道路オンリー)

YAMAHA
MT-09 TRACER

MT- 09のフレームやエンジンといった基本的なコンポーネンツをベースにしたアドベンチャーツアラー。トラクションコントロールを標準装備、優れた防風性能を備えたアッパーカウルやナックルガードで快適性を確保し、燃料タンクもプラス4ℓ大容量化。好みに合わせて高さを調整できるハンドルとシート、機能的な液晶メーター、LEDヘッドライトなど装備も充実。2017年モデルではアシスト&スリッパークラッチが新採用され、カラーバリエーションは全3色となっている。

Color Variation:
ディープパープリッシュブルーメタリックC、マットダークグレーメタリック6、ダークグレーメタリックG

●全長×全幅×全高:2160×950×1345㎜ 
●ホイールベース:1440㎜
●シート高:845/860㎜ 
●車両重量:210㎏ 
●エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 
●総排気量:845㏄ 
●ボア×ストローク:78.0×59.0㎜ 
●圧縮比:11.5:1 
●最高出力:116PS/10000rpm 
●最大トルク:8.9㎏-m/8500rpm 
●燃料供給方式:フューエルインジェクション 
●燃料タンク容量:18L 
●キャスター角/トレール量:24.0°/100㎜ 
●変速機形式:6速リターン 
●ブレーキ形式 前・後:ダブルディスク・ディスク 
●タイヤサイズ 前・後:120/70ZR17・180/55ZR17

価格=106万9200円

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