「MOTUL」といえば、160年以上の歴史を持つフランスの高品質オイルメーカー。
MotoGPの公式パートナーとして日本グランプリのメインスポンサーを務めたり、今年の鈴鹿8耐では30年ぶりに「ヨシムラ×MOTUL」のタッグが復活することが話題になったりと、さまざまなモータースポーツへのサポート活動でも知られており、レースファンにはお馴染みの存在です。

そんなMOTULの総輸入販売元であるテクノイル・ジャポン株式会社が、先日、全国オートバイ協同組合連合会(AJ)と業務提供を交わすことを発表。MOTULがAJの推奨オイルに決定したことも併せて発表され、5月18日に調印式が行なわれました。

AJは約1500社のオートバイ販売店が加盟するオートバイ社会のさらなる活性化を目指した全国組織。今回の業務提携は、こうしたAJの活動方針に賛同したテクノイル・ジャポンからの申し出により実現したものですが、AJの大村大村直之会長は「世界的オイルブランドであるモチュールと提携することで、双方が日本の二輪業界の発展に貢献できるはず」と語ります。

画像: 全国オートバイ協同組合連合会(AJ)の大村直之会長(左)と、テクノイル・ジャバン株式会社のグレゴア・ゾーグ代表取締役兼CEO(右)

全国オートバイ協同組合連合会(AJ)の大村直之会長(左)と、テクノイル・ジャバン株式会社のグレゴア・ゾーグ代表取締役兼CEO(右)

画像: ゾーグさんは調印しながら「まるで結婚するみたいですね(笑)」となごやかなジョークを飛ばしていました。

ゾーグさんは調印しながら「まるで結婚するみたいですね(笑)」となごやかなジョークを飛ばしていました。

また、MOTULにとっては今回の提携をきっかけに、日本のオートバイ市場を活気づけたいという狙いもあるようです。5ヵ月前に日本に移住したという、テクノイル・ジャポンのグレゴア・ゾーグ代表取締役兼CEOにもお話を伺いました。

「日本のオートバイ販売台数が年々落ち込んでいますが、もともと日本のオートバイ市場が持っていたマグマのようなパッションを、もう一度呼び起こすことが我々の役割だと思っています。
この提携を機に、AJの持つネットワークを通じて、我々はイルメーカーとして技術的なテクニカルトレーニングなども提供することで、活気をつくりたい。もっとバイクが好きだ、面白いと思ってもらえる場を作ることが目的です。

今までモータースポーツに対して非常に大きな投資をしてきましたが、そのモータースポーツと一般の公道を走って楽しむことをつなぐものがなかった。今回のAJとの提携で、なんとかそこを繋ぎ、活気ある市場にしていきたいです」

AJ 大村直之会長の調印の挨拶

「テクノイル・ジャパン様から、我々AJのオートバイに関する公益活動をご理解いただき、その活動をサポートしたいというお話をいただきました。今後もこの提携をもとに、我々は二輪業界での活動を加速させ、モチュールオイルの販売網も広げていければと考えております」

画像: AJ 大村直之会長の調印の挨拶

テクノイル・ジャバン株式会社 グレゴア・ゾーグ代表取締役兼CEO 調印の挨拶

「AJの皆様が、我々とともにオートバイ業界をサポートしていくことに賛同いただいたことを感謝しております。モチュールオイルはモータースポーツに大変な関心を持っていますが、それ以上に、モーターサイクルという二輪に対して大きなパッションを持っています。この提携で両者が手を組むことによって、二輪業界に大きく貢献できるものと理解しておりますし、今後、ライダーの方々により楽しんで頂ける活動をしていきたいと考えております」

画像: テクノイル・ジャバン株式会社 グレゴア・ゾーグ代表取締役兼CEO 調印の挨拶

MOTUL 公式サイト

This article is a sponsored article by
''.