長年に渡り愛される信頼と実績の「赤パッド」!

オレがレースに関わり始めたのは83年から。84年にGSX-Rを買ってTT-F3レースを走り始め、翌85年からSUGO選手権のSP400にシリーズ参戦した。GSX-Rは軽くてパワフルなバイクだったけど、唯一の弱点がブレーキ。街中だと問題ないんだけど、キャリパー剛性が低くてレースだと効かなくてねぇ…。SPクラスはキャリパーが交換できないから、高性能パッドに頼るしかないんだけど、当時は今ほどいろいろなパッドが市場に出回っていなくて、純正もしくは名前を聞いたことのない輸入品。「効く!」という噂は聞くけど、実際に使っている人は周りにそれほどいないし、決して安くはなかったから「買って外したらシャレにならん」と、純正パッドを使ってた。多分ほとんどのSPライダーがそうだったんじゃなかろうか?

画像: 1984年の登場以来、成分やパッケージを変更しながらも「減速するフィーリング」に重きを置くコンセプトで、多くのライダーに愛され続けている「赤パッド」。多くのメーカーから新製品が多数登場した現在でも、販売は好調というから驚きだ。

1984年の登場以来、成分やパッケージを変更しながらも「減速するフィーリング」に重きを置くコンセプトで、多くのライダーに愛され続けている「赤パッド」。多くのメーカーから新製品が多数登場した現在でも、販売は好調というから驚きだ。

ちょうどそんなときに発売されたデイトナの赤パッドは、もちろんオレも使った。ストリート用なのでレースでは純正より劇的に効きが上がるわけではなかったけれど、素性の知れている国内のメーカーが、特性をしっかり説明し、全国各地の用品店でリーズナブルな価格で入手できるようにした赤パッドは、ユーザーの「カスタムしたい!」というハートを大きく刺激した。

今、2りんかんやライコランドに出かけて陳列されているデイトナの赤パッドを見ると、「これ、使ったなぁ…」と当時を思い出す。当時とは特性がかなり変わっているようなので、改めて「試してみようかな?」と思っています。

画像: 左が現在発売されている商品。パッケージも現在進行系で進化中。(モデル/梅本まどか)

左が現在発売されている商品。パッケージも現在進行系で進化中。(モデル/梅本まどか)

問い合わせ先

デイトナ ☎0120-60-4955

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