耐久レーサーイメージのマスクでさらにレーシーに

1989年にフルモデルチェンジされたVFR400Rの3代目モデルで、型式名はNC30。初代NC21、2代目NC27と受け継がれてきた異型ヘッドライトから、耐久レーサー・RVF750をイメージさせるデュアルヘッドライトを採用してよりレーシーさを増したスタイリングでイメージチェンジ。

メカニズム面では、熟成を重ねてきた水冷V4エンジンが、360度クランクの採用、ダイレクトロッカーアーム化されコンパクトになった新しいシリンダーヘッド、バルブ大径化に合わせた8㎜プラグ採用、吸排気ポートの形状変更などで大改良。低中速のトルクフィーリングを改善したのに加えて、エンジン搭載位置を見直してマスの集中化も徹底された。

異形五角断面のアルミツインチューブ構造のフレームを中心とした車体も、ホイールベース短縮、フロントホイールは17インチ化、片持ちのリアホイール固定方式をセンターナットに変更などでリファイン。その他にもバックトルクリミッターの採用、ミッションのクロスレシオ化、冷却性向上と空気抵抗低減を両立させるラジエターなど改良点は数多い。

1990年にマイナーチェンジし、サスペンションをグレードアップ。その後1994年まで生産され、RVF[NC35]へとモデルチェンジすることになる。

画像: 耐久レーサーイメージのマスクでさらにレーシーに
画像: ボディカラーは伝統のトリコロールの他、シードレーシングカラーをイメージした新色をラインアップ。ホイールはフロントが6本スポーク、リアは8本スポークと前後でデザインが異なっている。

ボディカラーは伝統のトリコロールの他、シードレーシングカラーをイメージした新色をラインアップ。ホイールはフロントが6本スポーク、リアは8本スポークと前後でデザインが異なっている。

DETAIL

画像: DETAIL
画像: 片持ち式プロアームに装着されるリアホイールは、NC24では4つのホイールナットで固定されていたが、NC30ではレーサーのRVF同様のセンターロックナットに変更。右出しだったマフラーの取り回しも改められ、左出しとされている。

片持ち式プロアームに装着されるリアホイールは、NC24では4つのホイールナットで固定されていたが、NC30ではレーサーのRVF同様のセンターロックナットに変更。右出しだったマフラーの取り回しも改められ、左出しとされている。

画像: フロントフォークはプリロード調整機構付きのインナーチューブ径φ41㎜の正立タイプで、フロントブレーキには異径対向4ポッドキャリパーが装着されている。

フロントフォークはプリロード調整機構付きのインナーチューブ径φ41㎜の正立タイプで、フロントブレーキには異径対向4ポッドキャリパーが装着されている。

画像: タコメーターの右側に水温計を一体化したものの左に、独立して取り外せるようになっているスピードメーターを装着。サーキット走行を想定したユニークなデザインだ。

タコメーターの右側に水温計を一体化したものの左に、独立して取り外せるようになっているスピードメーターを装着。サーキット走行を想定したユニークなデザインだ。

SPECIFICATIONS
エンジン型式 水冷4ストロークDOHC4バルブV型4気筒
総排気量 399㏄
内径╳行程 55.0╳42.0㎜
圧縮比 11.3
最高出力 59PS/12500rpm
最大トルク 4.0㎏-m/10000rpm
燃料供給方式 キャブレター[VDA3]
変速機型式 常時噛み合い式6速リターン
全長 1985㎜
全幅 705㎜
全高 1075㎜
軸間距離 1345㎜
車両重量 182㎏
キャスター/トレール 25°20′/96㎜
燃料タンク容量 15L
タイヤサイズ(前) 120/60R17
タイヤサイズ(後) 150/60R18
当時価格 74万9000円

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