スポーツタイヤからツーリングタイヤまでを満喫!

3月8〜9日、伊豆は修善寺のサイクルスポーツセンターでブリヂストンのディーラー向けタイヤ試乗会が開催された。その参加の様子と、今回試乗車に装着されていたタイヤを紹介していこう。

画像: スポーツタイヤからツーリングタイヤまでを満喫!
画像: ブリヂストンの主なラインアップを前に、そのパターンの違いを比較。

ブリヂストンの主なラインアップを前に、そのパターンの違いを比較。

BATTLAX RACING STREET RS10/R

高性能スポーツタイヤとして多くのハイパワースーパースポーツモデルにOEM装着されている「RS10」のハイグレードバージョン「タイプR」。これは内部構造がレーシングタイヤに準ずるレイアウトになっており、タイヤ自体での衝撃吸収力、接地性そのものがスタンダードを越える性能になっているもの。スポーツ走行などでの過酷な使用に重点を置いたスポーツタイヤだ。ハイグリップコンパウンドを使っているには温まりやすいのでも有名なタイヤだが、試乗日の朝は氷点下。唯一、タイヤウォーマーで温められて試乗をまっていた。

画像1: BATTLAX RACING STREET RS10/R
画像2: BATTLAX RACING STREET RS10/R

BATTLAX HYPERSPORT S21

同じくスポーツタイヤでも「S21」は街乗りから峠道、コースでのスポーツ走行までこなせるワイドレンジタイヤ。ネーミングは変らずとも常に進化しており、耐久性とグリップ力の良さはセールスポイント。これも多くのスーパースポーツにOEM装着されている信頼性の高いタイヤだ。

画像: BATTLAX HYPERSPORT S21

BATTLAX SPORTS TOURING T30 EVO

ツーリングスポーツタイヤとしては、高次元のスポーツクリップ性能をで有名なT30 EVO。これは耐久性はもちろんのこと、スポーティな機動での素直なタッチや接地感も感じられるのも魅力。スーパースポーツほど深いバンク角のモデルで、それを活かすのは他のタイヤに任せた方がいいが、ツーリングスポーツタイヤと言うのを忘れるほど従順だ。それにもうひとつ。クセが無く、素直なハンドリングが魅力のミドルスタンダード用オールマイティタイヤTS100も用意されていた。いい意味で、飛び出たキャラクターが無い代わりに徹底的に素直。T30などと同じように、使い勝手の良さを魅力にしている。

画像1: BATTLAX SPORTS TOURING T30 EVO
画像2: BATTLAX SPORTS TOURING T30 EVO

BATTLAX ADVENTURE A40

アドベンチャータイヤのA40はフラットダートくらいなら大型アドベンチャーを平和に移動させる事ができるオールラウンドタイヤだ。タイヤの剛性がしっかりしているだけでなく、規定空気圧でもそれなりに大きなギャップからの衝撃を逃がす能力があると言う。

画像: BATTLAX ADVENTURE A40

初試乗の新型タイヤ「H50」、その実力は?

そして、今回初試乗になったのが先頃発表されたばかりのクルーザー用(ハーレー用)新型タイヤH50。クルーザー用のタイヤでもサイズが細いものはリーン方向での癖が少ない。大径細身のサイズをチョイスする事のあるフロントタイヤなどは、そのいい例だ。しかし、小径幅広のタイヤが主に選ばれるリアタイヤはリーン方向の動きに対してかなり強い影響をもたらす事になる。もちろん、フロントに幅広いタイヤを使うクルーザーはそっちからの影響も大きいが。

画像1: 初試乗の新型タイヤ「H50」、その実力は?

さてH50、このタイヤの特徴はショルダー部の剛性を念入りに確保しつつ、トレッド部の両サイドの回り込み少し抑えて高く……つまりえエラを張ったような造りにしたのが特徴。まぁ、断面を四角に近づけたのではなく、トレッドのラジアス形状を自然なラウンド形状にしたという風に理解した方が誤解が無い。

しかし、ブリヂストンのこれまでのクルーザータイヤに対して、サイドが近くなったのは事実。オマケにクルーザーの大重量に耐える強度を持ったショルダーが踏ん張るわけだ。……耐久性はあるかもしれないが、リーンさせたときには寝かすと立ちが強くなって、ハンドルが切れ込むような癖が出るのでは、とか、自然に寝るようにサイドの剛性を抜きすぎて節度が少ないのでは? などが予想していたネガティブなポイントだった。

画像2: 初試乗の新型タイヤ「H50」、その実力は?

だが、そんな事はない。むしろ、この手のクルーザータイヤの中では、そのリーン時の癖の無さは傑出している。むしろこれがこのタイヤ最大の魅力と言っていいかもしれない。試乗したサイクルスポーツセンターは路面がかなりいいコーズで、荒れているところをわざわざ探して走ってみることになったのだが、その乗り心地の良さもすばらしい。感触としてはトレッド面が柔らかく、ソコでかなりの衝撃を吸収してくれているような感触だ。きっと、そんなの感触だけで、トレッドとショルダーの剛性バランスがとても上手くまとまっているからだろうが、柔らか過ぎず、決して硬過ぎずしっとりと快適に節度ある走りをする。悪くない……というよりかクルーザータイヤとしては機動力と快適さを上手く両立させた使いやすいタイヤだ。

画像: 走り写真でビブスを付けているのは、このバイク(タイヤ)の試乗枠争奪戦が激しかったため困っていると、ブリヂストンから「先導ライダーとして走ってくれれば乗せられらる」と言われて先導ライダーとして走っているため。

走り写真でビブスを付けているのは、このバイク(タイヤ)の試乗枠争奪戦が激しかったため困っていると、ブリヂストンから「先導ライダーとして走ってくれれば乗せられらる」と言われて先導ライダーとして走っているため。

文/宮崎敬一郎
 

どうやら車両とタイヤには相性があるようです…

さて、ここからは試乗会に同行した編集部・福田の感想でございます。
今回の試乗会では、同じタイヤを数種類のバイクに装着した状態だったので、タイヤとバイクの相性に関してもちょっと感じることができました。少し前に、自分の比較的軽いバイクに評判の良いツーリングタイヤを履いていたときに、なんか周囲の評判と自分の印象が違うなぁ、周りが言うより柔軟性を感じないし…なんて思っていたときに行き当たったのが車両重量の問題。タイヤの特性を引き出せる重量(ライダーの体重は充分だと思うのですが)ってあるのかな? なんて考えていたんですが、メーカーの方と話をしていたら、やはりタイヤとバイク(重量など)の相性ってあるようです。

タイヤメーカーや、狙っている特性によってもこの相性は異なるようなので、タイヤの評判を確認するときは、どんなバイクに装着したのかも気にした方が良さそうです。

画像: 奥が深すぎるタイヤ選びの世界。自分のバイクにフィットするタイヤ、そして内圧の数値を探していくのも楽しい作業です。

奥が深すぎるタイヤ選びの世界。自分のバイクにフィットするタイヤ、そして内圧の数値を探していくのも楽しい作業です。

画像: ちなみに、今回個人的に最も気になったのが MT-07で試乗したこちらの「TS100」。S21にするか、T30EVOにするか悩んだ挙句、中間の特性(ちょっと大雑把な区分ですが)のTS100を選ぶユーザーさんも多いのだとか。特化した性能よりも「いい塩梅」が魅力なんです。

ちなみに、今回個人的に最も気になったのが MT-07で試乗したこちらの「TS100」。S21にするか、T30EVOにするか悩んだ挙句、中間の特性(ちょっと大雑把な区分ですが)のTS100を選ぶユーザーさんも多いのだとか。特化した性能よりも「いい塩梅」が魅力なんです。

ブリヂストン 公式サイト

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