ベースモデルの「R」は万能スポーツネイキッド!

BMWのアイデンティティといってもいい「ボクサーエンジン」を搭載するスタンダードスポーツがR1200R。この「R」はハーフカウルを装備する「RS」や、アドベンチャーのGSシリーズと並んで、最新の空水冷DOHCエンジンを搭載。トルキーでフラットな性格だが、高回転域に伸びもあり、扱いやすいだけでなく、スポーティなライディングでの面白み、使いやすさもある。また、このバイクが登場するまでBMWの主流だった前輪懸架方式テレレバーを一般的なフォーク懸架にしており、それによるクセのないハンドリングも魅力にしている。

低重心でフットワークは車重から連想するよりずっと軽快。こういった基礎性能に加えて、セミアクティブサスを初めとする多くのライディングアシスト機構によって、あらゆる走りに器用に対応する。程よいパワーのエンジンとハンドリング、ともに応答が適度に穏やかなのが特色だ。それが人の感覚に対する優しさを生んでいるし、これによってビッグバイク界でも屈指の操りやすさを手に入れているのだ。

R1200Rはただ扱いやすいだけのバイクではない。カウルがないのでハイスピードでの連続走行などは上体が辛いものの、スポーツライディングではスポーツネイキッド顔負けのペースで走れるポテンシャルもある。この乗り手のワガママを何でも受け入れる懐の深さは、このバイクの傑出した魅力だ。

画像: ベースモデルの「R」は万能スポーツネイキッド!

注目ポイント

画像: 水冷ヘッドを与えられた伝統のフラットツインは125PSを発揮。2次減速比はRTよりもショートに設定されている。

水冷ヘッドを与えられた伝統のフラットツインは125PSを発揮。2次減速比はRTよりもショートに設定されている。

画像: 独創的なテレレバー方式から一転、オーソドックスな倒立に変更されたフロントフォークは、S1000Rなどにも採用されているタイプ。

独創的なテレレバー方式から一転、オーソドックスな倒立に変更されたフロントフォークは、S1000Rなどにも採用されているタイプ。

画像: 走行状況に応じてダンピングとプリロードを自動調整可能な「ダイナミックESA」を標準装備。全3モードの設定が選べる。

走行状況に応じてダンピングとプリロードを自動調整可能な「ダイナミックESA」を標準装備。全3モードの設定が選べる。

画像: 好みに応じて3種類の表示が選択できる。写真は「スタイル0」と呼ばれる、最も多くの車両情報を表示できるモードだ。

好みに応じて3種類の表示が選択できる。写真は「スタイル0」と呼ばれる、最も多くの車両情報を表示できるモードだ。

画像: 体格や好みに応じて、オプションで3種類のシートが用意される。日本仕様ではクラブハンドル付きのラゲッジキャリアを標準装備。

体格や好みに応じて、オプションで3種類のシートが用意される。日本仕様ではクラブハンドル付きのラゲッジキャリアを標準装備。

主要諸元

全長×全幅×全高…2165×880×1300㎜
ホイールベース…1515㎜
シート高…760㎜
車両重量…231㎏
エンジン形式…空水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量…1169㏄
ボア×ストローク…101×73㎜
圧縮比…12.5
最高出力…125PS/7750rpm
最大トルク…12.75㎏-m/6500rpm
燃料供給方式…FI
燃料タンク容量…18ℓ
キャスター角/トレール量…62.3°/125.6㎜
変速機形式…6速リターン
ブレーキ形式(前・後)… φ320㎜ダブルディスク・φ276㎜ディスク
タイヤサイズ(前・後) …120/70ZR17・180/55ZR17

撮影/赤松 孝

  

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