ワークスマシンに匹敵するスペシャルチューンで登場‼

アグレッシブなスタイリングとリッター換算200馬力を超える超高回転高出力型エンジン、そして軽快かつコントローラブルなハンドリングで、世界的に高い評価を集めて来たYZF-R6が、実に9年ぶりにモデルチェンジ。

13.1の高圧縮設定やチタンバルブ、鍛造ピストン、スリーブレスメッキシリンダー、ライドバイワイヤ、可変吸気ファンネルなどを特徴とする、主要三軸三角形配置のコンパクトな4気筒エンジンは基本的に現行モデルと共通だが、新たに3段階のドライブモード選択システムと、介入レベルを6段階に切り替えられるトラクションコントロールを採用。走りの効率性と安全性を大きく高めている。

シャシー関係では、GPマシン譲りのデルタボックスフレームをそのままに、シートレールをマグネシウム合金製に変更し、シートカウルもコンパクト化してマスの集中化を促進。熟練の職人によって手作業で溶接された新しいアルミタンクも、低重心化に貢献している。フロントフォークは、R1にも採用されているKYB製のφ43AOS(エア・オイル分離加圧式)フォークを採用。それに合わせてリアショックもKYB製の新しいピギーバックタイプに変更。これまで通りコンプレッションダンパーは低速側と高速側に分けてセッティングできる。

フロントディスクをφ310→320㎜に拡大した新しいブレーキシステムは、R1と共通のコンポーネント。ヨーロッパの法規制に合わせてABSも標準装備となっている。

画像: ワークスマシンに匹敵するスペシャルチューンで登場‼
画像: 中央に大きく口を開けたラムエアインテークや、その両サイドに埋め込むように配置されたLEDヘッドライト、その上の細いLEDポジションライトなど、迫力を大きく増している。

中央に大きく口を開けたラムエアインテークや、その両サイドに埋め込むように配置されたLEDヘッドライト、その上の細いLEDポジションライトなど、迫力を大きく増している。

画像: テールカウルの上下高が増したことでよりテールアップ感が強まったリアビュー。ナンバープレートステーやリアウインカーのデザインも変更されている。バックミラーに組み込まれたLEDフロントウインカー、そして段差の大きいややワイドなシートカウルなど、R1のスタイリングテイストを色濃く継承。シリーズ色を強めるとともに、現行型に比べて空気抵抗を8%減少させている。

テールカウルの上下高が増したことでよりテールアップ感が強まったリアビュー。ナンバープレートステーやリアウインカーのデザインも変更されている。バックミラーに組み込まれたLEDフロントウインカー、そして段差の大きいややワイドなシートカウルなど、R1のスタイリングテイストを色濃く継承。シリーズ色を強めるとともに、現行型に比べて空気抵抗を8%減少させている。

画像: フロントからのフィードバック性を高めるなど、さらなるマスの集中化と前後サスのアップグレードによって、鋭敏な操縦性により一層磨きがかけられた。スーパースポーツ世界選手権や全日本ST600クラスのベースマシンとして重要な役割を持ちながら、販売面ではここ数年苦戦が続いているミドルSSクラス。この新型YZF-R6の登場が新たな起爆剤となりそうだ。

フロントからのフィードバック性を高めるなど、さらなるマスの集中化と前後サスのアップグレードによって、鋭敏な操縦性により一層磨きがかけられた。スーパースポーツ世界選手権や全日本ST600クラスのベースマシンとして重要な役割を持ちながら、販売面ではここ数年苦戦が続いているミドルSSクラス。この新型YZF-R6の登場が新たな起爆剤となりそうだ。

 

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