デビューからトップレベルの性能を誇った「闘う4スト」

KLX250も歴史のあるバイクだ。なんと23年間、基本的なエンジン、車体のレイアウトを変えずに高い人気を保ってきた。しかもデザインまでほとんど変えていない。それでいて、ビンテージモデルとして懐かしむためではない、現行型としての人気を誇る。走行性能は、今もこのクラスでトップクラスの動力性能、走破性、運動性能を持つ。使い勝手のいいオールマイティスポーツとして。驚異的な高性能モデルなのだ。

2008年にデザインを変更し、サスからアジャスター機構が消え、エンジンもFIになった。このとき、かつて「闘う4スト」といわれたパワフルなエンジンは一気にマイルドになったが、一方でよく粘るようになり、低中回転域から扱いやすくなったと言える。

今回発表されたファイナルエディションはこの現行型をベースに、最初期型のカラーリング、ロゴなどをまとっている。

もっとパワフルだったり、オンロード性能のいいライバルも登場したが、今でもオフでの走破性やオンロードでの高速性能はかなり優秀。しなやかな足回りはガレた林道なんてものともせずに走破するし、タイヤを選べば獣道のような酷路にも分け入れる。ソフトなバネを合わせたサスペンションは、低速でガレ場の大石を踏み越えながら走るような時でもはじかれにくい。その走りの実力は、さすが、最後の最後まで第一線を維持してきただけのことはある。

画像1: デビューからトップレベルの性能を誇った「闘う4スト」
画像2: デビューからトップレベルの性能を誇った「闘う4スト」
画像: ルーツとなった初代モデルから熟成を重ねてきたDOHC水冷シングル。FI仕様で最高出力24PSを発揮する。

ルーツとなった初代モデルから熟成を重ねてきたDOHC水冷シングル。FI仕様で最高出力24PSを発揮する。

画像: フレームもライムグリーンに塗り、パープルのシートを組み合わせたデビュー当時のカラーを再現。

フレームもライムグリーンに塗り、パープルのシートを組み合わせたデビュー当時のカラーを再現。

RIDING POSITION(身長:176㎝ 体重:68㎏)

水冷とはいえ、ラジエター周りの処理がすばらしく、非常にスリム。スタンディングでホールドする場合でもヒザの落ち着きがよく、低速走行でも躍動的なスポーツランでも車体を抑えやすい。バイクの性格同様、どんな走りにも適応できるポジションだ。

画像1: RIDING POSITION(身長:176㎝ 体重:68㎏)
画像2: RIDING POSITION(身長:176㎝ 体重:68㎏)

主要諸元
全長×全幅×全高 2200×820×1190㎜
ホイールベース 1430㎜
シート高 890㎜
車両重量 136㎏
エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
総排気量 249㏄
ボア×ストローク 72×61.2㎜
圧縮比 11.0
最高出力 24PS/9000rpm
最大トルク 2.1㎏-m/7000rpm
燃料供給方式 FI
燃料タンク容量 7.7ℓ
キャスター角/トレール 26度30分/105㎜
変速機形式 6速リターン
ブレーキ形式 前・後 φ250㎜ディスク・φ240㎜ディスク
タイヤサイズ 前・後 3.00-21・4.60-18

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