画像: 藤島康介先生の新連載「トップウGP」読んでみました!

最初の見開きで度肝を抜かれました!

講談社の「月刊アフタヌーン」誌のこないだ発売された7月号で、藤島康介先生の新連載「トップウGP」が始まるということはちっょっと前から知ってました。ま、前号でしっかり予告されてたからなんですが。そして、その題材がMotoGPであるってことも。

藤島康介先生といえば乗り物好き、それもバイク好きとして昔から有名だし、作品中にもそれはもうたくさんの二輪車が登場してきたのは今更語るまでもないでしょう。代表作「逮捕しちゃうぞ」「ああっ女神様」に登場したバイクをいちいち上げてたらキリがないくらいに。それも単に背景に描かれるなんてものじゃなく、そのバイクの性格がストーリーにしっかり反映されてるし、どんな角度のカットも緻密に描き込まれた絵からはバイクへの愛が感じられますよ、ええ。この間までアフタヌーン誌上で連載されてた「パラダイスレジデンス」でも、主人公たちがクロスカブとスーパーカブ110でツーリングに行くなんて話があって、カブ110プロ乗りの私は狂喜したモンです。

もちろん「トップウGP」読みましたよ。いきなり表紙で、一気に2話掲載! まだネタバレはする訳にはいかないでしょうから内容に細かく触れません。が、これくらい言うのはいいでしょう「最初の見開きで度肝を抜かれました。そこからですか! 藤島先生!」…正面切ってロードレース描くんだ、という覚悟が否が応にも伝わってきましたなぁ。タイトル、そういう意味なんだ、っていうのもね。

それでいてバイクの絵も藤島先生らしい感じだし、メカやライディングの描写も自分で乗ってる人だからこそのクオリティだし、藤島作品のもう一つの大きな魅力である可愛い女の子要素ももちろんアリですからもう文句はございません。近年、本格的に2輪ロードレースをテーマにした長編漫画は絶えて無かっただけに、国内4輪レースでのステップアップストーリーをリアルに描いた曽田正人先生の「カペタ」的なお話になってくれないかなぁ(それくらい長く連載が続くといいなぁ)、なんて勝手に期待しながら次号を正座して待つ私でした。

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