この週末は筑波サーキットへ行ってきました。
偉大なるエリア選手権「筑波ロードレース選手権」の開幕戦です。
あれ? 鈴鹿でファン感謝デーじゃないの?っていろんな人に言われましたが、この開幕戦、けっこう大きな意味があったんです。そう、新しいレースカテゴリー「JP250」が始まったのです。

画像: JPはジャパン・プロダクション。つまり市販250ccスポーツバイクによるレースです。写真は入賞車、カワサキNinja250、ヤマハYZF-R25、ホンダCBR250R(改300)が見えますね。

JPはジャパン・プロダクション。つまり市販250ccスポーツバイクによるレースです。写真は入賞車、カワサキNinja250、ヤマハYZF-R25、ホンダCBR250R(改300)が見えますね。

JP250は昨年までは、各エリア選手権で「ST250」や「ネオスタンダード」とか、そんな名前で開催されていたカテゴリーでした。CBR250Rワンメークがイッキにレース人口を増やしたことで、CBRだけじゃなくて、他の250ccバイクでもレースしようよ、って。ちょうどカワサキNinja250やヤマハYZF-R25も出揃ったことで、じゃぁ全国統一レギュレーションにすっぺ、と。そんな流れでしょう。

画像: CBR250Rは単気筒ハンディキャップとして300ccまでOKです。ハニービー車

CBR250Rは単気筒ハンディキャップとして300ccまでOKです。ハニービー車

画像: R25誕生がJP250クラスを盛り上げてくれました! ドッグファイトレーシング車

R25誕生がJP250クラスを盛り上げてくれました! ドッグファイトレーシング車

画像: Ninja250は2015年アジア選手権AJ250チャンピオン! トリックスターレーシング車

Ninja250は2015年アジア選手権AJ250チャンピオン! トリックスターレーシング車

画像: もて耐では台数増えています! KTMのRC250…も300ccにしていいってことになるね。

もて耐では台数増えています! KTMのRC250…も300ccにしていいってことになるね。

※車両撮影--後藤 純

さらに2016年からは、MFJの公式種目となったことで、このレースでMFJランキング入りできるし、国際ライセンス昇格もアリ! さらに、各地方選手権だけじゃなくて、全日本選手権にも「MFJカップ」って名前で併催されることになり、ごく近い将来に全日本選手権になるだろーな、って注目のクラスなのです。
 
この週末は、その筑波選手権の開幕戦。
昨年通り、CBR250Rドリームカップも行われるし、JP250も新設されるし、とエントリーの分散も心配されていたんですが、JP250開幕戦には30台のエントリーが集まりました。新カテゴリーでこの数字はなかなかリッパであります。
 
開幕戦では、さすがにこのレースの開幕ということもあって各チーム、各ショップの様子見と言うか、情報交換の意味もあったようですが、昨年までのCBRカップの強豪がJPにスイッチしたり、このJPからCBRとR25、それにNinjaが同じ土俵で戦うことになって、ちょっと面白いレースになりそうなんであります。

画像: JP250開幕戦は#1Ninja250中沢寿寛と#69CBR250R薄井徹也の戦い。結果はタイム同着、数センチ差で中沢が優勝!3位は#61YZF-R25折川翔馬でした!

JP250開幕戦は#1Ninja250中沢寿寛と#69CBR250R薄井徹也の戦い。結果はタイム同着、数センチ差で中沢が優勝!3位は#61YZF-R25折川翔馬でした!

画像: 筑波選手権ではCBRカップも22台エントリー。優勝は#3家根谷、2着#53佐々木でした。

筑波選手権ではCBRカップも22台エントリー。優勝は#3家根谷、2着#53佐々木でした。

JP250は、下記エリア選手権、全日本選手権で開催されます。問題はね…これ見てると出たくなっちゃう、ってことなんだよね(笑
250cc、しかも市販車ベースで出場できるって、オレにも出来るかも!
そんな思いを抱かせることも、このJP250誕生のきっかけなんですね!
 
2016年開催予定(とりあえず3-4月分のみね)
■菅生選手権 開幕戦:4/3
■もてぎ選手権 開幕戦:3/20 第2戦:4/16
■筑波選手権 第2戦(全日本併催):4/9
■鈴鹿選手権 開幕戦:3/27
■岡山選手権 開幕戦:3/13
■九州選手権 開幕戦:4/3(SPA直入)
 
あ、来週はもてぎも開幕かぁ。もてぎはNInjaが速いんだよな、確か…。
 
<筑波はCBRカップ・ビギナークラスがなくなっちゃった… ナカムラ>

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