際立った性能ではなく、ゆっくり乗って楽しいオートバイ。
そんな大人なバイク選びにフィットするのがW650なのでしょうか?という感じで、コンスタントな販売数を誇っていた1台です。
オートバイ誌の元副編集長が初期型のアップハンドル仕様に乗っていまして、いまだ元気に、そして力強く走っております。走行距離は10万kmを超えていますが、それがどうしたって感じです。

画像: 19インチホイールはアルミリムを採用。リムディッシュタイプのブレーキディスクインナーもノスタルジックなムードを漂わせている。また、威風堂々としたバーチカルツインエンジンのべベルギアカムシャフト駆動は、かつてレーシングマシンに使われていた技術。

19インチホイールはアルミリムを採用。リムディッシュタイプのブレーキディスクインナーもノスタルジックなムードを漂わせている。また、威風堂々としたバーチカルツインエンジンのべベルギアカムシャフト駆動は、かつてレーシングマシンに使われていた技術。

[車種解説]
往年の名車ダブワンを彷彿とさせるスタイルに、現代のマシンテクノロジーを融合させたネオビンテージモデル。専用設計のバーチカルツインエンジンは、カムシャフトの駆動にベベルギアシャフトを使用することで、OHV的なたたずまいに仕上げている。排ガス規制によりすでに生産は終了。

画像: アナログ2連メーターを採用。電気式とすることで厚みを抑え、可能な限りフラットにマウントされている。

アナログ2連メーターを採用。電気式とすることで厚みを抑え、可能な限りフラットにマウントされている。

[インプレッション]
 タコメーターは見ず、排気音の変化を頼りにして早めにシフトアップし、アクセルを少し大きめに開ける。するとロングストローク2気筒エンジン特有の鼓動と加速感で応えてくれる。これこそ「W」の魅力を堪能できる乗り方。最も味わい深いのは3000~4000回転だ。高回転まで引っ張れば400ccネイキッドに迫る速さを見せ、160km/h巡航も可能だが、爽快感が得られないどころか「俺は何をやってるんだ?」と恥ずかしくなるのがオチ。操縦性をうんぬんするバイクではないが、タイトターンではアンダーステア傾向。荷重移動の効果も薄いから、スローイン・ファーストアウトに徹することがベスト。立ち上がり加速で充分に「W」を味わおう。(太田安治)

画像: <試乗ダイジェスト>KAWASAKI  W650 (2009年モデル)

(写真/赤松孝)

■KAWASAKI W650 諸元
全長×全幅×全高:2180×905(780)×1140(1075)mm ※( )はローハンドル仕様
ホ イールベース:1465mm
シート高:800mm
車両重量:211kg
エンジ ン形式:空冷4ストOHC4バルブ並列2気筒
総排気量:675cc
ボア×ストローク:72.0×83.0mm
圧縮比:8.6
最 高出力:48PS/6500rpm
最大トルク:5.5kg-m/5000rpm
燃料供給方式:キャブレターI
燃 料タンク容量:14L
変速機形式:5速リターン
ブレーキ形式 前・後:シングルディスク・ドラム
タイヤサイズ 前・後:100/90-19、130/80-18
カラー: メタリックマジェスティックレッド×ポーラホワイト、
ポーラホワイト×パールクリスタルホワイト
■ 価格:72万300円

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.