30年以上も愛され続けてきた、ヤマハが誇る超ロングセラーモデル“SR400”がフューエルインジェクション化(FI化)されて帰ってきました。キャブ時代にSR400を新車で購入した女友達が、納車の帰りにエンストし、泣きながらキックしてたのを思い出しました。(新車だし、なかなかエンジンが
かからなくてねぇ~)。きっとインジェクション化されて始動性も抜群に良くなっているハズ。それではオートバイ本誌のダイジェストをお届け。

画像: スリムな車体に程良い高さのパイプハンドルとステップのおかげで、まったく無理のない ポジションが取れる。シート高は790mmと数字上は高いが、細めのシートにより足着き性に 不満はない。

スリムな車体に程良い高さのパイプハンドルとステップのおかげで、まったく無理のない
ポジションが取れる。シート高は790mmと数字上は高いが、細めのシートにより足着き性に
不満はない。

[車種解説]
どんなに時代が水冷化や多気筒化、アルミフレームやフルカウルに動いても、頑なにキック始動の空冷OHC単気筒エンジンを貫き通してきたSR400。1978年誕生から30年を越え、最新の排気ガス&騒音規制に対応すべく、フューエルインジェクションを採用して再デビューを果たした。SRの愛されてきたポイントを残すべく、エンジン本体はそのままに、キャブレターからフューエルインジェクションとし、マフラーに3元キャタライザーを採用。心配されたパワーフィーリングはわずかに角が取れたマイルドなものになったが、SRらしさはキッチリと残された。始動は相変わらずキックのみ。インジェクション搭載で長期保存のちの再始動性も簡単になり、燃焼効率が上がったことで燃費も向上。インジェクションとなったことでのデメリットはほとんどなく、SRは生き残った。これから30年、またよろしく!

画像: キャストホイール仕様、フロントドラムブレーキへの変更など、SRの歴史にはこれまで様々な変更があったが、1978年のデビュー以来、スタイリングに関しては大きくその姿を変えることなく歴史を刻んできた。

キャストホイール仕様、フロントドラムブレーキへの変更など、SRの歴史にはこれまで様々な変更があったが、1978年のデビュー以来、スタイリングに関しては大きくその姿を変えることなく歴史を刻んできた。

画像: クラシカルデザインのホワイト文字盤を新採用。FI化されたことに伴い、下部のインジケーター に燃料警告灯が追加された。

クラシカルデザインのホワイト文字盤を新採用。FI化されたことに伴い、下部のインジケーター
に燃料警告灯が追加された。

[インプレッション]
カウルはもちろん、ラジエターもキャストホイールもセルもないSR。けれど、
それがオートバイの基本なんだとSRは教えてくれる。高性能ではないけれ
ど、他のモデルたちに比べて感性が人間に近い。
 キック始動のみの空冷シングルは、アクセル開け始めから車体を前に
押し出すトルクがあって、イメージほどの振動はない。トトトト、と回るイメー
ジで、その正体はスリムで軽いシティスポーツなのだ。回転でスピードに
乗せるのではなく、400ccならではの太いトルクでトコトコ走るのがSRの正
統。この楽しさは、どんなビッグバイクにも負けていない。2010年は、イン
ジェクションSRの年になる!(中村浩史)

画像: <試乗ダイジェスト>YAMAHA SR400(2010年モデル)

(写真/赤松孝、盛長幸夫)

■YAMAHA SR400 諸元
全長×全幅×全高:2085×750×1110mm
ホ イールベース:1410mm
シート高:790mm
車両重量:174kg
エンジ ン形式:空冷4ストOHC2バルブ単気筒
総排気量:399cc
ボア×ストローク:87.0×67.2mm
圧縮 比:8.5
最高出力:26PS/6500rpm
最大トルク:2.9kg-m/5500rpm
燃料供給方式:FI
燃 料タン ク容量:12L
変速機形式:5速リターン
ブレーキ形式 前・後:φ298mmディスク・ドラム
タイヤサイズ 前・後:90/100-18・110/90-18
カラー:ヤマハブラック、ディープレッドメタリックK
■ 価格:57万7500円

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.